特許
J-GLOBAL ID:200903061434386815

サーマルバルブを備えたタービンエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-524558
公開番号(公開出願番号):特表2001-526344
出願日: 1998年12月04日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】熱制御バルブ(80)によりシールされた内部空隙(73)を有するタービンエンジンが開示されている。前記空隙(73)は、少なくとも1つの円筒状壁部(74)によって画定されている。前記熱制御バルブは、円筒状壁部に設けられた開口部(82)と、前記壁部と同軸であるとともに前記壁部の内側に配置されている円筒状バンド部(83)と、を備えている。円筒状バンド部(83)は、前記壁部よりも大きい熱膨張係数を有する。エンジンの温度が上昇するに従って、バンド部(83)は、壁部(74)よりも大きな割合で膨張し、これによって、バルブがシールされる。温度が低下するに従って、バンド部は収縮し、バルブが開く。バルブは、低温で空隙を加圧するために利用することができる。この空隙内の圧力によって、エンジンのシャフトを支持しているスラスト軸受に前方向への荷重が加わる。
請求項(抜粋):
エンジンケーシング内のタービンエンジンであって、該タービンエンジンは、長手方向軸を有するものにおいて、 スラスト軸受に支持されて、前記長手方向軸を中心に回転するシャフトと、 前記エンジンケーシング内部の空隙の少なくとも一部を画定している第1の壁部および第2の壁部と、を備えており、前記第1の壁部は、概ね前記シャフトから離れる方向に延びているとともに、前記シャフトに固定されて前記シャフトとともに回転するようになっており、 前記第2の壁部は、前記エンジンケーシングに固定されており、さらに、前記タービンエンジンは、 前記空隙と流体的に連通している流出口および前記エンジン内の加圧されたガスと流体的に連通している流入口を備えた温度制御バルブを備えており、前記温度制御バルブは、前記エンジンの周囲温度を感知するように構成されており、これによって、前記温度制御バルブが開いた状態で、前記空隙が前記ガスによって加圧されることによって前記第1の壁部に荷重が加わり、これによって、前記シャフトを介して前記スラスト軸受に荷重が加わるようになっていることを特徴とするタービンエンジン。
IPC (2件):
F01D 3/04 ,  F16K 17/38
FI (2件):
F01D 3/04 ,  F16K 17/38 Z
Fターム (8件):
3H061AA07 ,  3H061BB08 ,  3H061CC30 ,  3H061EA31 ,  3H061EC27 ,  3H061GG05 ,  3H061GG07 ,  3H061GG11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-100236
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-100236

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