特許

J-GLOBAL ID：200903061447735177

放射線画像変換パネル用カセッテ

発明者： 大田 恭義
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 柳田 征史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-176649
公開番号（公開出願番号）：特開平7-036131
出願日： 1993年07月16日
公開日（公表日）： 1995年02月07日
要約：

【要約】【目的】 放射線画像変換パネル用カセッテの本体から蓋体の着脱を容易にする。【構成】 蓋体20の主要部21の周縁に、本体10の底面11に向かって延びたのち本体10の端壁13に向かって曲折した複数の鉤型の係合片23を設け、本体10の側壁12および端壁13に、この係合片23と各別に係合する係合孔14を設け、係合片23と係合孔14とは、蓋体20の主要部21が本体10の側壁12および端壁13に隣接し、蓋体20が本体10に対して図中の上方に離脱するのを阻止する係止位置と、この係止位置から矢印L方向に所定の距離だけ離れ、蓋体20が本体10に対して上方に離脱するのを許容する着脱位置との間を蓋体20が移動可能となるように設定する。さらに蓋体20を係止位置に保持するビス用孔24a ,15をそれぞれ蝶着部26,本体10の側壁12に設ける。ビス31を除去し、蓋体20を係止位置より着脱位置に移動し、蓋体20を本体10より分離する。

請求項（抜粋）：

矩形の底面と、該底面の周縁に立ち上がった、互いに対向する2つの側壁および2つの端壁と、前記底面に対向する上面とからなる、放射線画像変換パネルを収容する、全体として偏平な函体であって、少なくとも前記底面と、前記2つの側壁の一部と、1つの端壁とにより構成された本体と、前記上面と、側壁および端壁のうち前記本体を構成しない部分により構成された蓋体と、該蓋体が、前記本体の端壁側にあって前記上面の大半部を構成する主要部と、該上面の残部を構成し、前記端壁と平行な蝶着部により該主要部と隔てられ、該蝶着部により外方に開放される開閉部とからなる放射線画像変換パネル用カセッテにおいて、前記主要部の周縁が前記本体の側壁および端壁に隣接し、前記蓋体が前記本体に対して上方に離脱するのを阻止する係止位置と、該係止位置から所定の距離だけ離れ、前記蓋体が前記本体に対して上方に離脱するのを許容する着脱位置との間を該蓋体が移動可能となるように、該主要部の周縁部と前記本体の側壁および端壁に互いに摺動可能に係合する係止部が設けられ、前記主要部を前記係止位置に保持する保持位置と該保持を解除する解除位置とを選択的に採ることのできるロック手段を備えたことを特徴とする放射線画像変換パネル用カセッテ。

IPC (2件)：

G03B 42/04 ,  A61B 6/00 300

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-003150
  
• 特開昭63-103231
  
• 特表平5-505040