特許
J-GLOBAL ID:200903061477754770

蒸気タービン用中空ノズル翼の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163344
公開番号(公開出願番号):特開平10-339107
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】1ピースのステンレス鋼板から断面プロフィルの高精度で、且つ歪みのない中空ノズル翼を容易に量産できるようにする。【解決手段】目的とする中空ノズル翼(N)の展開形状とほぼ対応する輪郭形状に切断したブランク(M)を、プレス加工により蒸気流入側から半折り状態となる予備的な翼断面形状に押し曲げ成形し、一旦焼鈍後プレス加工により最終的な翼断面形状の半製品(H)として仕上げ整形し、引続き半製品(H)の蒸気流出側に対する仮止めのスポット溶接と本付けのシーム溶接とを行ない、その後半製品(H)の蒸気流出側に対する腹面側からの切削加工と、同じく半製品(H)における長手方向の両端面に対する仕上げの切削加工とを行なう。
請求項(抜粋):
1ピースのステンレス鋼板をブランク(M)として、目的とする中空ノズル翼(N)の展開形状とほぼ対応するラフな輪郭形状に切断する工程と、その切断後のブランク(M)を段階的にプレス加工して、中空ノズル翼(N)の蒸気流入側から半折り状態となる予備的な翼断面形状に押し曲げ成形する工程と、その成形後のブランク(M)を一旦焼鈍してから、プレス加工により中空ノズル翼(N)としての最終的な翼断面形状を備えた半製品(H)に仕上げ整形する工程と、上記半製品(H)の蒸気流出側を閉合する如く、その背面(20)と腹面(21)とを数個所での点付け状態に溶接する仮止め工程と、その仮止め閉合した半製品(H)の蒸気流出側を引続き固定一体化すべく、その背面(20)と腹面(21)とを長手方向の全体に亘って溶接する本付け工程と、その本付け一体化した半製品(H)の蒸気流出側を後細り状態に尖鋭化すべく、その背面(20)と腹面(21)とを腹面側から切削加工する工程と、これと相前後して、上記半製品(H)における長手方向の両端面を切削加工することにより、最初のラフな切断面から平滑な円弧面(35a)(35b)に仕上げる工程とから成る蒸気タービン用中空ノズル翼の製造法。
IPC (2件):
F01D 9/02 102 ,  B21D 51/00
FI (2件):
F01D 9/02 102 ,  B21D 51/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-074705
  • 特開昭58-167805

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