特許
J-GLOBAL ID:200903061480082472

高温超電導体を有する電流制限器の製造方法及び電流制限器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229358
公開番号(公開出願番号):特開平10-136561
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 高温超電導体を有する電流制限器の製造方法及び電流制限器を提供する。【解決手段】 複合導体(1,3)を製造するには、銀箔(1)を一方では2mmの厚さのMgOからなる粉末層の上に置きかつ他方では、高温超電導体粉末及び有機結合剤を含有する600μmの厚さのいわゆるグリーンシートを被せる。高温超電導体の溶融後に、その機械的安定化のために複合導体(1,3)の少なくとも一方の面に真空含浸により200μmの厚さのガラス又は炭素繊維/エポキシ樹脂層を施す。抵抗性電流制限器を製造するためには、所定の層構造をを有するプレート状電流制限素子をメアンダー状に切断しかつ少なくとも2つの層を場合により冷却部材を冷却部材を間挿して接着又はプレスする。このようなフレキシブルなプレートを湾曲させかつリング間隙(9)を銀からなる金属ストリップでろう接することにより、誘導性電流制限器が得られる。
請求項(抜粋):
a)銀層(1′)の第1主面に、b)高温超電導体のための粉末状出発物質(3′)を塗被し、かつc)その後温度及び酸素処理により、銀層(1)と複合導体を形成する高温超電導体(3)を製造することにより、高温超電導体を有する電流制限器を製造する方法において、d)前記銀層(1′)の第1主面に高温超電導体のための粉末状出発物質(3′)を塗被する前に、第1主面の反対の位置にある、前記銀層(1′)の第2主面を、高温超電導体に対してその熱い状態で化学的に不活性である不活性粉末層(2)の上に置き、かつe)高温超電導体(3)の製造後に、複合導体(1,3)の少なくとも1つの主面に機械的安定化層(4,4′)を施すことを特徴とする、高温超電導体を有する電流制限器の製造方法。
IPC (4件):
H02H 9/02 ,  C01G 1/00 ,  C01G 29/00 ZAA ,  C30B 29/22 501
FI (4件):
H02H 9/02 B ,  C01G 1/00 S ,  C01G 29/00 ZAA ,  C30B 29/22 501 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-286730
  • 限流素子および限流装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-282721   出願人:住友電気工業株式会社

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