特許
J-GLOBAL ID:200903061488933064

反転式トップセパレ-タ-を備えた連続蒸解缶システムおよびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325336
公開番号(公開出願番号):特開2000-154486
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】セルロースパルプ連続蒸解缶において、満液式蒸解缶の利点を有しつつ、液面上にガス充満ゾーンがある気相蒸解缶の特徴を生かす方法および装置を提供する。【解決手段】チップと蒸解液のスラリーを反転式トップセパレーター132から蒸解缶頂部へ導入する。液面104を反転式トップセパレーター132の上に確立する。チップレベル137を反転式トップセパレーター132の下に確立する。反転式トップセパレーター132の少なくとも一箇所134から液を抜き出して、導入された細砕セルロース繊維材スラリーから遊離液の実質的全てを取り出し、少なくとも日量約1000トンの速度で蒸解缶の底部近くからクラフトパルプを抜き出す。トップセパレーター132からの液の抜き出しは、トップセパレーター近くの細砕セルロース繊維材に関して液の向流流れが起こるように行われる。
請求項(抜粋):
頂部と底部、頂部に反転式トップセパレーター、底部に排出口を備えたセルロースパルプ蒸解缶を運転する方法において、(a)細砕セルロース繊維材と、遊離液を含む液とのスラリーを反転式トップセパレーター経由で蒸解缶へ導入し、(b)蒸解缶液面を反転式トップセパレーターの上に確立し、(c)蒸解缶セルロース繊維材レベルを反転式トップセパレーターの下に確立し、(d)反転式トップセパレーターの少なくとも一箇所から液を抜き出して、導入された細砕セルロース繊維材スラリーから遊離液の実質的全てを取り出し、そして(e)日量約1000トン以上の速度で蒸解缶の底部近くからクラフトパルプを抜き出すことを特徴とする方法。
IPC (2件):
D21C 7/00 ,  D21C 7/12
FI (2件):
D21C 7/00 ,  D21C 7/12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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