特許
J-GLOBAL ID:200903061489244319

配管のき裂進展量算定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310746
公開番号(公開出願番号):特開平9-145578
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】本発明は、長いプラントサイクルの間の変動荷重によるき裂進展量のトータル値を、即座に知ることができる配管のき裂進展量装置を提供することを目的とする。【解決手段】内圧、熱、および機械的荷重をうける配管において、監視したい配管2の場所30に設置した圧力検出器9、温度検出器10および軸力検出器11と、検出器からの信号を入力し、前記設置場所における配管のき裂進展量を参照する演算処理装置12と、演算処理装置からの信号を入力し、前記検出器を設置した場所における配管のき裂進展量を表示する表示装置50を有し、演算処理装置12は、発生応力を算出する手段100と、J積分値を算出する簡易手段200と、き裂進展評価値を算出する手段300と、き裂伝播曲線と比較する手段400と、き裂進展量を算出する手段500とから成ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
内圧、熱、および機械的荷重をうける配管において、(A)監視したい配管(2)の場所(30)に設置した圧力検出器(9)、温度検出器(10)および軸力検出器(11)と、(B)前記検出器(9、10、11)からの信号を入力し、前記設置場所(30)における配管のき裂進展量を算出する演算処理装置(12)と、(C)前記演算処理装置(12)からの信号を入力し、前記検出器(9、10、11)を設置した場所(30)における配管のき裂進展量を表示する表示装置(50)を有し、(D)前記演算処理装置(12)は、発生応力を算出する手段(100)と、J積分値を算出する簡易手段(200)と、き裂進展評価値を算出する手段(300)と、き裂伝播曲線と比較する手段(400)と、き裂進展量を算出する手段(500)とから成り、(E)前記発生応力を算出する手段(100)は、検出器(9、10、11)からの信号を入力し、前記設置場所(30)における配管の内圧と軸力の時間的変化、および、前記設置場所における配管の材質、形状、寸法から、前記設置場所(30)における配管の発生応力を算出し、(F)前記J積分値を算出する簡易手段(200)は、前記発生応力を算出する手段(100)からの信号を入力し、前記設置場所(30)における配管の発生応力の算出値から弾塑性破壊力学パラメータであるJ積分値を算出し、(G)前記き裂進展評価値を算出する手段(300)は、J積分値を算出する簡易手段(200)からの信号を入力し、前記設置場所(30)における配管のJ積分値から、き裂の進展評価値を算出し、(H)前記き裂伝播曲線と比較する手段(400)は、前記き裂進展評価値を算出する手段(300)からの信号を入力し、前記設置場所(30)における配管のき裂の進展評価値を予め材料試験により取得したき裂伝播曲線に基づくデータとの比較値を算出し、(I)前記き裂進展量を算出する手段(500)は、前記き裂伝播手段と比較する手段(400)からの信号を入力し、該比較する手段(400)で算出した比較値に基づき、前記設置場所(30)における配管のき裂進展量を算出し、(J)前記表示装置(50)は、前記き裂進展量を算出する手段(500)からの信号を入力し、検出器(9、10、11)を設置した場所(30)における配管のき裂進展量を表示することを特徴とする配管のき裂進展量算定装置。
IPC (4件):
G01N 3/32 ,  G01L 1/00 ,  G21C 17/003 ,  G21C 17/00
FI (4件):
G01N 3/32 C ,  G01L 1/00 A ,  G21C 17/00 E ,  G21C 17/00 P

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