特許
J-GLOBAL ID:200903061499203041

対応する厳密例外機構を有するディジタル・コンピュータ上での遅延例外のエミュレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048418
公開番号(公開出願番号):特開平10-021089
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 対応する厳密例外機構を有するプロセッサによる遅延例外機構のエミュレーションを容易にする新規の改良されたシステムおよび方法を提供する。【解決手段】 本発明のディジタル・コンピュータ・システムは、厳密例外処理プロセッサと制御サブシステムとを備える。厳密例外処理プロセッサは、命令の制御下で処理動作を実行する。厳密例外処理プロセッサは、ある命令に関連して例外条件が検出された場合にその例外条件がその命令に関連して処理される厳密例外処理モデルに従って構築される。厳密例外処理プロセッサはさらに、未処理例外表示条件と非未処理例外表示状態とを有する未処理例外インディケータを含む。制御サブシステムは、少なくとも1つの被エミュレート・プログラム命令のエミュレーションを容易にするために厳密例外処理プロセッサに一連の命令を与える。
請求項(抜粋):
A.ある命令に関連して例外条件が検出された場合にその命令に関連してその例外条件が処理される厳密例外処理モデルに従って構築されており、未処理例外指示条件と非未処理例外指示状態とを有する未処理例外指示器を含む、命令の制御下で処理動作を実行する厳密処理プロセッサと、B.ある命令の処理時に例外が検出された場合に、その例外条件が後続の命令に関連して処理される遅延例外処理モデルに従って構築された遅延例外処理プロセッサによって処理されるように構築された被エミュレート・プログラム命令のエミュレーションを容易にするために、前記厳密例外処理プロセッサに少なくとも1つの命令を与える制御サブシステムとを備え、前記厳密例外処理プロセッサを制御する制御サブシステムによって与えるられる前記命令が、i.未処理例外指示器が未処理例外指示状態であるかどうかを判定し、そうである場合、未処理例外処理ルーチンを呼び出して未処理の例外を処理し、ii.被エミュレート処理命令に従って処理動作を実行し、iii.処理動作時に例外条件が検出された場合、プロセッサの厳密例外処理モデルに従って例外ハンドラを呼び出し、前記未処理例外指示器を前記未処理例外指示状態に条件付け、それによって、この例外条件が後続の被エミュレート・プログラム命令の処理動作時に処理されるようにするように前記厳密処理プロセッサを制御することを特徴とするディジタル・コンピュータ・システム。
IPC (3件):
G06F 9/455 ,  G06F 9/30 310 ,  G06F 9/38 380
FI (3件):
G06F 9/44 310 A ,  G06F 9/30 310 E ,  G06F 9/38 380 B

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