特許
J-GLOBAL ID:200903061503622860

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059213
公開番号(公開出願番号):特開平10-252782
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】2つのケーシングの螺合位置を調整することによって差動制限特性が変更されるカップリング部材に、機械式の差動ロック機構を設ける場合に、特に径方向に大きくならないようにコンパクトにする。【解決手段】出力軸5のフランジ部5aにカップリング部材6のケーシング7を固定して、略カップ状の第1ケーシングが構成される。略リッド状の第2ケーシング8の外周端部が、ケーシング7に螺合される。第2ケーシング8のボス部8aと入力軸3との間に、差動ロック機構Rが構成される。差動ロック機構Rは、ボス部8aに形成された第1噛合歯15と、入力軸3に一体的に形成された第2噛合歯16と、歯付きスリ-ブ17とを有する。ケーシング7と8との螺合部分10には、両ケーシング7と8とに跨がるようにピン部材22が設けられている。スリ-ブ17が噛合歯15および16にそれぞれ係合した差動ロック時にあっても、ピン部材22によって両ケーシング7と8との相対回転が強固に規制される。
請求項(抜粋):
略カップ状の第1ケーシングに対して略リッド状の第2ケーシングが螺合されて、その螺合位置を調整することによって差動制限特性が変更されるカップリング部材と、前記カップリング部材の差動を制限する機械式の差動ロック機構と、を備えた動力伝達装置において、前記第2ケーシングに対して、前記差動ロック機構用の係合部が形成され、前記第1ケーシングと第2ケーシングとを固定して、前記差動ロック機構が作動されたときの外力に抗して該第1ケーシングと第2ケーシングとが相対回転するのを防止する固定手段が設けられている、ことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 25/14 640 ,  B60K 17/35
FI (2件):
F16D 25/14 640 M ,  B60K 17/35 B

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