特許
J-GLOBAL ID:200903061504742452

複合ブレーキの協調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-365210
公開番号(公開出願番号):特開2004-196064
出願日: 2002年12月17日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】回生制動から摩擦制動への切り換え時に、摩擦制動の指令値に対する応答遅れで両者間の乖離に起因した車両減速度不足が発生するのを防止する。【解決手段】t1にブレーキペダルの踏み込みでマスターシリンダ液圧Pmcが発生し、車速VSPが図示のごとくに低下する場合につき説明する。回生制動を正確に行い得る回生制動制限開始車速Vlmth以上の高車速域である瞬時t2まで間、回生制動トルクを用い、車速VSPがVlmth未満になると車速VSPの低下につれ回生制動トルク指令値Tmcom2を実線で示すように二次曲線的に低下させ、その分、ブレーキ液圧指令値(摩擦制動トルク)Pbcomfの上昇により車両の総目標制動トルクを達成する。ところで総目標制動トルクがTmcom2とPbcomfとの和値であるから、Pbcomfも二次曲線的に上昇される。従って、摩擦制動の指令値に対する応答遅れによっても、両者間の乖離が大きくなることがなくなり、この乖離に起因した車両減速度の一時的な不足を小さくすることができ、回生制動から摩擦制動への移行を滑らかに行わせ得る。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
車両の運転状態や走行状態に応じて決まる目標制動トルクを回生制動および摩擦制動の協働により実現するようにした車両の複合ブレーキにおいて、 前記回生制動の分担率を低下させ、その分、前記摩擦制動の分担率を高める分担率変更時、回生制動トルクの低下割合を摩擦制動トルクの応答遅れに応じて抑制するよう構成したことを特徴とする複合ブレーキの協調制御装置。
IPC (2件):
B60T8/00 ,  B60L7/24
FI (2件):
B60T8/00 E ,  B60L7/24 D
Fターム (30件):
3D046BB03 ,  3D046CC04 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046HH36 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL08 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046LL41 ,  3D046LL46 ,  5H115PA01 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PU10 ,  5H115PV09 ,  5H115QE10 ,  5H115QI04 ,  5H115QI07 ,  5H115QI12 ,  5H115QI14 ,  5H115QI18 ,  5H115QI24 ,  5H115SE03 ,  5H115SE08 ,  5H115TO26
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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