特許
J-GLOBAL ID:200903061518623162

データ送信装置、及びデータ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-156152
公開番号(公開出願番号):特開2007-020159
出願日: 2006年06月05日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】鍵配送と暗号化通信とを同時に実現可能な送受信装置を提供する。【解決手段】送信装置は、情報データと鍵情報とに基づいて生成した多値信号に対して、乱数信号に基づく微小な振幅変調を重畳し送信する。受信装置は、データの識別とは別に、乱数による変調振幅より十分大きな間隔を設けた2つの閾値を用いて乱数信号に対して“1”、“0”、“識別不能”の3種類の識別を行い、識別に成功したビットの情報を送信装置に返送し、その返信したビットを新たな鍵として共有する。これにより、同一の送受信装置で暗号文伝送と鍵配送とを同時に実現できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
情報データを秘密通信するデータ送信装置であって、 所定の鍵情報を用いて、信号レベルが略乱数的に変化する多値符号列を発生する多値符号発生部と、 所定の処理に従って、前記多値符号列と前記情報データとを合成し、前記多値符号列と前記情報データのレベルの組み合わせに対応したレベルを有する多値信号を生成する多値処理部と、 前記多値信号に基づいて、所定の変調形式の変調信号を発生する変調部と、 乱数信号を生成する乱数発生部と、 受信側から伝送された選択変調信号に基づき、前記乱数信号から一部のビットを選択し、当該選択したビットを選択ビットとして蓄積し、所定の条件を満足した場合には前記選択ビットを新たな鍵情報として出力する鍵共有部とを備え、 前記変調信号には、所定の期間において前記乱数信号に基づく振幅変調が加えられていることを特徴とする、データ送信装置。
IPC (2件):
H04K 1/00 ,  H04L 9/08
FI (3件):
H04K1/00 Z ,  H04L9/00 601B ,  H04L9/00 601E
Fターム (5件):
5J104AA01 ,  5J104BA05 ,  5J104EA16 ,  5J104PA01 ,  5J104PA05
引用特許:
出願人引用 (1件)

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