特許
J-GLOBAL ID:200903061521735133

有機酸除染廃液の処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-138132
公開番号(公開出願番号):特開2004-340769
出願日: 2003年05月16日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】薬品やイオン交換樹脂を用いることなく、除染廃液から水、有機物等の処理可能な成分を効率よく除去でき、発生する廃棄物の量を大幅に低減できるとともに、放射性物質を1つの容器に閉じ込めて放射性物質の拡散を防止でき、カセット式に処理容器を着脱して容易に処理することができる有機酸除染廃液の処理方法および装置を提案する。【解決手段】処理容器1をカップリング7a、7b、7cにより分離可能に接続し、除染廃液8を処理容器1に導入し、加熱器2で加熱し、ポンプPで非凝縮性ガス10を吸引して、処理容器1から出る蒸気およびガスを凝縮器3で凝縮させて蒸発濃縮を行う。濃縮後の熱処理工程で、加熱器2の温度を高温に制御し、空気を導入して析出物を酸化分解し、熱処理物を収容した処理容器1を分離し、熱処理物の放射能が低下するまで容器ごと貯蔵する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
除染対象物に付着した放射性物質を、有機酸を含む除染液で除染した除染廃液を処理する方法であって、 前記除染廃液を処理容器に導入して減圧、常圧または加圧下において減容・濃縮する濃縮工程と、 濃縮物を前記処理容器中で180°C以上に熱処理することにより有機酸成分を熱分解するとともに、残りの無機成分を酸化する熱処理工程と、 熱処理後の残留物を処理容器中に収容したまま廃棄物貯蔵容器に収納する廃棄物処理工程と を含む有機酸除染廃液の処理方法。
IPC (1件):
G21F9/08
FI (1件):
G21F9/08 511Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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