特許
J-GLOBAL ID:200903061524427030

エンドグルカナーゼACC5

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久保田 藤郎 (外1名) ,  久保田 藤郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-256108
公開番号(公開出願番号):特開2000-069978
出願日: 1998年08月27日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 糸状菌アクレモニウム・セルロリティカス由来のセルラーゼ系を構成する種々の酵素中、植物細胞壁の分解に有効な成分であるエンドグルカナーゼACC5を提供すること。【解決手段】 糸状菌アクレモニウム・セルロリティカスに由来し、アビセル糖化活性が高く、カルボキシメチルセルロース液化活性とカルボキシメチルセルロース糖化活性との比率が中エンド型を示し、カルボキシメチルセルロースを基質とした糖化活性における至適pHは5.0〜5.5であり、作用最適温度は50〜55°Cであり、分子量が60,000(SDS-ポリアクリルアミドゲル電機泳動法による)であるエンドグルカナーゼACC5。
請求項(抜粋):
糸状菌アクレモニウム・セルロリティカスに由来し、下記の性質を有するエンドグルカナーゼACC5。(a) 作用:アビセル糖化活性が高く、カルボキシメチルセルロース液化活性とカルボキシメチルセルロース糖化活性との比率が中エンド型を示す。(b) 基質特異性:本酵素はカルボキシメチルセルロース及びアビセルによく作用する。(c) 作用至適pH及び安定pHの範囲:当該酵素のカルボキシメチルセルロースを基質とした糖化活性における作用至適pHは5.0〜5.5であり、4°C、24時間処理においてはpH3.5〜8.0の範囲で安定であり、45°C、2時間処理においてはpH3.5〜7.0の範囲で安定である。(d) 作用最適温度:カルボキシメチルセルロースを基質とした糖化活性においては、50〜55°Cである。(e) 温度安定性:55°C以下で安定である(pH5.5、10分間)。(f) 分子量:60,000(SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による)(g) 等電点:pI 4.55(ポリアクリルアミドゲル等電点電気泳動法による)(h) 比活性:24.7単位/mgタンパク質(カルボキシメチルセルロース糖化活性):0.39単位/mgタンパク質(アビセル糖化活性)(i) N末端側アミノ酸配列:配列表の配列番号1記載の配列を有する。
IPC (3件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 9/42 ,  C12R 1:645
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 9/42
Fターム (6件):
4B024AA10 ,  4B024BA12 ,  4B050CC01 ,  4B050DD03 ,  4B050FF09E ,  4B050FF11E

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