特許
J-GLOBAL ID:200903061524640206

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286022
公開番号(公開出願番号):特開平5-130005
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ディジタル変調による移動体通信システムであっても、線形性を確保でき、かつ受信信号の信号レベルを正確に検出できる受信装置を提供することを目的とする。【構成】 自局の受信スロットにおいて受信信号を復調するときには、ゲインコントロール切り換え回路により、AGCループを形成する。これにより、受信回路は、受信レベルにかかわらず線形性を確保できる。また、自局のスロット以外のスロットにおいて受信信号レベルを検出するときには、ゲインコントロール切り換え回路は、定電圧をゲインコントロールアンプの制御端子に供給し、ゲインコントロールアンプのゲインを固定する。これにより受信レベル検出回路は、受信レベルを正確に検出できる。
請求項(抜粋):
時分割多重通信によるディジタル方式の移動体無線通信システムの受信装置において、制御端子に入力された電圧に応じて受信装置のゲインを変化させるゲインコントロールアンプと、最終段の中間周波増幅器の後段に設けられ、その中間周波増幅器の出力レベルを検出し、そのレベルに応じた電圧を発生する受信レベル検出回路と、一定電圧を発生する定電圧発生回路と、自局の受信スロットのときは、前記受信レベル検出回路の出力電圧をゲインコントロールアンプの制御端子に入力し、自局のスロット以外のときは、前記定電圧発生回路の発生する電圧をゲインコントロールアンプの制御端子に入力するゲインコントロール切り換え回路とを備え、受信装置の出力は前記最終段の中間周波増幅器の出力端子から直接得ることを特徴とする受信装置。

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