特許
J-GLOBAL ID:200903061525338651

TDMA方式における基地局受信AGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205643
公開番号(公開出願番号):特開平5-029859
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 TDMA方式における複数移動機からのバースト信号を受信する基地局受信機のAGC回路のAGC電圧立上り特性による影響を排除することを目的とする。【構成】 可変利得増幅器3の出力側に設けられたAGC電圧発生回路4の出力と増幅器3の間に切替器9を設け、回線の初期設定時のAGC電圧をディジタル化して記憶するメモリ6と、バースト信号受信のタイミングデータに従ってメモリ6から読み出したAGC電圧をアナログ化してAGC電圧発生回路4からの出力を加算した電圧を切替器9によって増幅器3の利得を制御するように構成した。
請求項(抜粋):
TDMA方式における時分割多重された複数の移動機からのバースト信号を受信して増幅する利得可変増幅器と、該利得可変増幅器の出力電圧からAGC電圧を発生して該利得可変増幅器の入力電圧の如何に関わらず出力電圧が所定の値になるように該利得可変増幅器の利得を制御するAGC電圧発生回路とからなる基地局受信AGC回路において、前記AGC電圧発生回路の出力と前記利得可変増幅器の間に設けられた切替器と、前記AGC電圧発生回路の出力をディジタル変換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバータの出力電圧を記憶するメモリと、該メモリの出力をアナログ変換するD/Aコンバータと、前記AGC電圧発生回路の出力と該D/Aコンバータの出力とを加算して前記切替器に入力する電圧加算器とを備え、回線の初期設定時に前記利得可変増幅器と前記AGC電圧発生回路とが前記切替器を介してAGCループが形成されるとともに前記メモリに前記複数の移動機からのバースト信号に対応するディジタル化されたAGC電圧がそれぞれ記憶され、その後は前記複数の移動機からのバースト信号に同期してそれぞれ対応するAGC電圧を前記メモリから読み出して前記切替器を介して前記電圧加算器の出力が前記利得可変増幅器の利得制御を行うように構成したことを特徴とするTDMA方式における基地局受信AGC回路。
IPC (2件):
H03G 3/30 ,  H03G 3/20
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-162850
  • 特開平2-113612
  • 特開昭61-133713

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