特許
J-GLOBAL ID:200903061530004257

破砕機用の散水方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 彰夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-248413
公開番号(公開出願番号):特開平9-072109
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 建造物の解体作業またはコンクリート塊の破砕作業などに伴う粉塵を従来よりも効果的に沈静化するとともに粉塵発生を未然に防止する。【解決手段】 破砕機のフレームや破砕アーム基部の構成部材に直接またはそれに付設の補助部材において貫通孔を穿設し、該貫通孔内へノズルを嵌入してノズル前端面が機材表面よりも奥に位置するように定め、該ノズルに細径の中央貫通孔を形成するとともに、ノズル後端面からノズル中心に向かって斜め前方に延びる複数の傾斜通路を形成する。
請求項(抜粋):
高圧水をノズルに送り、該ノズルに設けた中心貫通孔とその周囲の複数の傾斜通路を経てノズル先端へ導き、各開口から噴流として放射する際に、中心貫通孔からの噴流を前方へ向けて直進放射させるとともに、その周囲の複数の通路からの噴流を互いに中心寄りに斜め前方へ偏向して放射させることにより、ノズル前方の近傍において各噴流同士を衝突させ、各噴流の水分子を高速直進運動と衝突に伴う反発とによって攪乱させて微粒化し、破砕機の破砕アームから前方に向けて広範囲に拡散し、この高圧水の拡散作用によって破砕対象物を満遍なく濡らして粉塵の発生を抑制するとともに、破砕過程で発生した粉塵を水滴の付着によって沈静させる散水方法。

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