特許
J-GLOBAL ID:200903061538789423

燃料電池用の電極・電解質膜接合体の製造方法およびそれに用いられる基材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-210739
公開番号(公開出願番号):特開2002-025578
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2002年01月25日
要約:
【要約】【課題】 電極に損傷を与えることなしに電極・電解質膜接合体を製造する。【解決手段】 電解質膜12に塗布された触媒インク14を押圧するために用いる基材50を多孔質なものとする。この基材50は、圧縮空気の充填される槽部60に設けられた凹部62に装着される。凹部62には貫通孔66が設けられており、槽部60内の圧縮空気を基材50の背面(触媒反応層14の接する面50Fと対向する面)より基材50に向かって送ることができる。このために、接合体の触媒インク14は、その圧縮空気を受けて、基材50から離れやすくなった状態となり、この状態で図示しないキャリア部によって基材50から剥がされる。また、基材50の面50Fは、水との接触角が140度となるような表面粗さとなっており、より剥離性が高い。
請求項(抜粋):
触媒反応層としての電極と、高分子電解質からなる電解質膜とを接合してなる燃料電池用の電極・電解質膜接合体の製造方法であって、触媒を含む触媒インクを、多孔質の基材に塗布する工程と、前記触媒インクの塗布された基材と前記電解質膜とを圧力を掛けて接合する工程と、前記電解質膜に接合された基材に流体を圧送しながら、前記基材を前記触媒インクから剥離する工程とを備える燃料電池用の電極・電解質膜接合体の製造方法。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/02 E ,  H01M 4/88 K ,  H01M 8/10
Fターム (9件):
5H018AA06 ,  5H018AS01 ,  5H018BB03 ,  5H018HH00 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB02 ,  5H026CC03 ,  5H026HH00

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