特許
J-GLOBAL ID:200903061541157217

一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260204
公開番号(公開出願番号):特開平9-104923
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は電気機器の鉄心に用いられる一方向性電磁鋼板の磁気特性の向上を目的とする。【解決手段】 C:0.01%以下、Si:1.5〜4.0%、Mn:1.0〜6.0%、酸可溶性Al,Nを含有し、S,Seを所定量以下に制御し、残部Fe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満で加熱し、熱延を行い、次いで通常の工程で一方向性電磁鋼板を製造する方法において、一次再結晶焼鈍完了後最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を制御し、熱延後最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に所定量の窒化処理を施し、平坦化焼鈍を施したことによる伸びを所定量以下とし、更には、最終冷延強圧下、最終冷延前焼鈍の冷却制御、最終冷延前の低温時効処理を施すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01%以下、Si:1.0〜4.0%、Mn:1.0〜6.0%、S+0.405Se:0.010%以下、酸可溶性Al:0.003〜0.040%、N:0.0010〜0.0130%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延し、引き続き、熱延板のまま、または熱延板焼鈍後、1回または中間焼鈍を挟んだ2回以上の冷間圧延を施し、次いで一次再結晶焼鈍、最終仕上焼鈍、平坦化焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、一次再結晶焼鈍完了後最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を8〜30μmとし、熱延後最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に増窒素量で、0.0005%以上の窒化処理を施し、平坦化焼鈍を施したことによる鋼板の伸びを5%以下とすることを特徴とする一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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