特許
J-GLOBAL ID:200903061541529092

高張力且つ均一なグラス被膜を有し磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211600
公開番号(公開出願番号):特開平7-062440
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 均一で高張力のグラス被膜を有し、磁気特性の良好な方向性電磁鋼板の製造方法。【構成】 最終板厚に冷延した方向性電磁鋼板用素材コイルを脱炭焼鈍後窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布し最終仕上げ焼鈍する方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍条件として脱炭焼鈍前段部を800〜850°C、P H2 O /P H20.30〜0.57、脱炭焼鈍後段部を820〜950°C、P H2 O /P H2 ≦0.1とし、且つ、その脱炭焼鈍部における前段部と後段部における焼鈍時間比が前段部/後段部=0.01〜0.30で焼鈍し、次いで、行うN2 +N2 +NH3 雰囲気での窒化処理においてP H2 O /P H2 を0.05〜0.20のセミウェットで行うことを特徴とする高張力且つ均一なグラス被膜を有し、磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量でC ;0.021〜0.075%、Si;2.5〜4.5%、Mn;0.05〜0.45%、S ;≦0.014%、酸可溶Al;0.010〜0.040%、N ;0.0030〜0.0130%、Sn;0.03〜0.50%、残部をFe及び不可避の不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱した後、熱延し、1回または焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とし、次いで、脱炭焼鈍後に窒化処理をし、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍条件として脱炭焼鈍の前段部を800〜850°C、P H2 O /P H2 を0.30〜0.57、脱炭焼鈍の後段部を820〜950°C、P H2 O /P H2 ≦0.1とし、且つ、その脱炭焼鈍における前段部と後段部における焼鈍時間比が後段部/前段部=0.01〜0.30で焼鈍し、次いで行うN2 +N2 +NH3 雰囲気での窒化処理において、P H2 O /P H2 を0.05〜0.20のセミウェットで行い、Fe系酸化物の量をFeOとして0.05〜0.30g/m2 とすることを特徴とする高張力且つ均一なグラス被膜を有し磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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