特許
J-GLOBAL ID:200903061547250340
両頭平面研削装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151355
公開番号(公開出願番号):特開平10-000543
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 上下各砥石の偏摩耗を未然に防止することで、研削加工精度の向上と、ツルーリング作業の削減による低コスト化、及び砥石寿命の長期化を図る。【解決手段】 下側砥石ヘッド2の上記砥石23の上端面23aの上下方向位置を検出する位置検出手段47と、該位置検出手段47の検出信号を受けて上記砥石23の上端面23aの高さを予め設定された設定高さに合致させる如く上記昇降駆動手段27の作動を制御する制御手段4とを備えているので、例え、上側砥石13と下側砥石23との摩耗量に差があったとしても、該下側砥石23はその摩耗量に対応した量だけ上昇方向に高さ調整が行われその上面23aの高さが常時適正な設定高さに保持されることになる。従って、該下側砥石23の上面23aの高さが定盤30の上面30aよりも低くなって研削作業時にワーク5が定盤30と接触して傾斜するという事態の発生が未然に且つ確実に防止され、結果的に上側砥石13及び下側砥石23の偏摩耗の発生が防止される。
請求項(抜粋):
軸方向端部にそれぞれ砥石(13),(23)を取り付けた上下一対の砥石ヘッド(1),(2)を、該各砥石(13),(23)を上下方向に対向させた状態で同軸上に配置し、該各砥石ヘッド(1),(2)をそれぞれ昇降駆動手段(17),(27)により接離方向に移動可能とするとともに上記各砥石(13),(23)をそれぞれ逆方向へ回転駆動させる一方、上記一対の砥石ヘッド(1),(2)の側方に、その上面(30a)が上記一対の砥石ヘッド(1),(2)の軸線に直交する平面とされた定盤(30)と、該定盤(30)上の所定位置にその上面(30a)に沿って揺動自在に配置されるとともにその揺動側端部にワーク(5)を保持し且つこれを自転駆動手段(40)により上記一対の砥石ヘッド(1),(2)の軸線に平行な自転軸回りで自転させ得る如くしたスイングアーム(32)とを備え、該スイングアーム(32)の揺動動作により上記ワーク(5)を上記定盤(30)の上面(30a)上から上記一対の砥石ヘッド(1),(2)のうちの下側に位置する下側砥石ヘッド(2)の砥石(23)上に移載するワーク支持手段(3)を配置し、上記ワーク支持手段(3)により上記下側砥石ヘッド(2)の砥石(23)上にその下端面(5b)側から載置され且つ自転せしめられる上記ワーク(5)の上端面(5a)に上側に位置する上側砥石ヘッド(1)の砥石(13)を接触させ該上下一対の砥石(13),(23)によって該ワーク(5)の上下両端面(5a),(5b)を同時に研削するようにした両頭平面研削装置であって、上記下側砥石ヘッド(2)の上記砥石(23)の上端面(23a)の上下方向位置を検出する位置検出手段(47)と、該位置検出手段(47)の検出信号を受けて上記砥石(23)の上端面(23a)の高さを予め設定された設定高さに合致させる如く上記昇降駆動手段(27)の作動を制御する制御手段(4)とを備えたことを特徴とする両頭平面研削装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B24B 7/17 Z
, B24B 41/06 L
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