特許
J-GLOBAL ID:200903061559308557

酸素分離用混合伝導性複合酸化物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-228606
公開番号(公開出願番号):特開2003-206178
出願日: 2002年08月06日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】【課題】酸素分離に対する抵抗が小さく、また従来よりも早く酸素分離が可能な電子、酸素イオン混合伝導性酸化物とその製造方法とを提供すること。【解決手段】混合伝導性複合酸化物にCe2-xZrxO4-δ(x=0.125〜1.9、δ=0〜0.5)で表される組成をもつCeO2-ZrO2固溶体を用いることを特徴とする。また、この混合伝導性複合酸化物は、主要な結晶系が立方晶でありCeとZrとが規則的に配列しており、粉末X線回折測定では、回折パターンが、2θ=13.8〜14.6、36.0〜37.4、43.2〜44.9にそれぞれ1本ずつのピークを呈する。この構造をもつ混合伝導性複合酸化物は、1000°C以上、かつ酸素分圧P02=10-8atm以下の雰囲気で熱処理することにより得ることが出来る。本発明の電子、酸素イオン混合伝導体は、その高い伝導性ゆえに、酸素分離膜のみならずその他の用途、例えば、固体酸素燃料電池(SOFC)、酸素センサー、助触媒などに適用しても高い性能を発揮することができる。
請求項(抜粋):
Ce2-xZrxO4-δ(x=0.125〜1.9、δ=0〜0.5)で表され、かつ、主要な結晶系が立方晶であることを特徴とする電子、酸素イオン混合伝導性複合酸化物。
IPC (7件):
C04B 35/48 ,  C01G 25/00 ,  C04B 35/50 ,  C04B 41/80 ,  H01B 1/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (7件):
C04B 35/48 B ,  C01G 25/00 ,  C04B 35/50 ,  C04B 41/80 A ,  H01B 1/06 A ,  H01M 8/02 K ,  H01M 8/12
Fターム (26件):
4G031AA07 ,  4G031AA12 ,  4G031BA02 ,  4G031BA03 ,  4G031BA07 ,  4G031CA01 ,  4G031GA16 ,  4G031GA17 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC04 ,  4G048AD03 ,  4G048AE07 ,  5G301CA02 ,  5G301CA28 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026CX04 ,  5H026EE13 ,  5H026HH00 ,  5H026HH05 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H026HH10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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