特許
J-GLOBAL ID:200903061571167080
分布定数フィルタ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166363
公開番号(公開出願番号):特開平11-017405
出願日: 1997年06月23日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 分布定数フィルタとして、良好な周波数帯域通過特性を有する、非最小位相推移回路による帯域通過フィルタをマイクロストリップ回路等の不平衡分布定数回路で実現することが困難であった。【解決手段】 基準化低域通過フィルタの伝達関数を複素周波数sの偶関数で少なくとも1組の実根および1組の純虚根を持つ分母有理多項式とフルビッツ多項式である分子有理多項式とで表わし、1組の実根で補正された通過帯域特性と1組の純虚根で与えられる減衰極とを有し、かつ1組の実根に対応する非最小位相推移回路部を含むものとして、この非最小位相推移回路部が帯域通過特性に周波数変換されて不平衡分布定数回路で実現した分布定数フィルタとする。振幅と位相との同時平坦特性を確保しつつ阻止帯域に減衰極による十分な減衰を確保した良好な帯域通過特性の分布定数フィルタとなる。
請求項(抜粋):
複素周波数sの偶関数であって少なくとも1組の実根および少なくとも1組の純虚根を持つ分母有理多項式と複素周波数sのフルビッツ多項式である分子有理多項式とから成る回路網関数で伝達関数が表わされた基準化低域通過フィルタを周波数変換することにより得られ、不平衡分布定数回路で実現された、周波数帯域通過特性を有する分布定数フィルタであって、前記基準化低域通過フィルタが、その周波数特性に前記1組の実根で補正された通過帯域特性と前記1組の純虚根でその周波数が与えられる減衰極とを有し、かつ前記1組の実根に対応する非最小位相推移回路部を含むものであり、該非最小位相推移回路部が帯域通過特性に周波数変換されて不平衡分布定数回路で実現されていることを特徴とする分布定数フィルタ。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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