特許
J-GLOBAL ID:200903061583404842
組立て式カーポート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270100
公開番号(公開出願番号):特開平10-115110
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 カーポート組立て時に、脚立等を使用して高所で行なっていた面倒でかつ危険性を伴う従来の組立て作業を廃止する。カーポートの屋根を、これの棟桁側が地面に近くなるように倒した状態で、屋根の構造材と支柱とを結合する。施工作業の簡便化および安全性を向上した組立て式カーポートを提供する。【解決手段】 組立て式カーポート10は、片流れ式屋根1 の軒桁5 が、軒側支柱2 の上端部に軒桁受け部材7 を介して角度調節可能に取り付けられ、かつ棟桁6に棟側支柱3 の上端部がヒンジ9 を介して取り付けられる。そして組立て時には、屋根1 を、これの棟桁6 側が地面G に近くなる角度に倒した状態で、屋根1 の軒桁5 と軒側支柱2 、および棟桁6 と棟側支柱3 とを連結するが、棟桁6 には棟側支柱3 を略水平の状態に連結する。その後、屋根1 をこれの棟桁6 側が高くなるように起こして、軒側支柱2 と軒桁受け部材7 を固定し、かつ起立状態の棟側支柱3 を地面G に固定する。
請求項(抜粋):
片流れ式屋根(1) と、屋根(1) の軒側縁部において駐車用地面(G) に所要間隔おきに配置される複数本の低い軒側支柱(2) と、これらの支柱(2) の上端部に取り付けられて屋根(1) の軒桁(5) (35)を受ける軒桁受け部材(7) (37)と、屋根(1) の棟桁(6) (36)を支持する高い棟側支柱(3) とを備えていて、低い軒側支柱(2) の上端部に、軒桁受け部材(7) (37)を介して屋根(1) が角度調節可能に取り付けられており、カーポート組立て時に屋根(1) をこれの棟桁(6) (36)側が地面(G) に近くなる角度に倒した状態で、軒桁(5) (35)と軒側支柱(2) 上端部の桁受け部材(7) (37)とが連結せられるとともに、棟桁(6) (36)と棟側支柱(3) の上端部とがヒンジ(9) を介してかつ棟側支柱(3) が略水平状態で連結せられるようになされ、屋根(1) が、これの棟桁(6) (36)側が高くなる角度に起こされたとき、棟側支柱(3) がヒンジ(9) を介し揺動して起立せしめられるようになされていることを特徴とする、組立て式カーポート。
IPC (2件):
FI (2件):
E04H 6/02 A
, E04B 7/00 Z
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