特許
J-GLOBAL ID:200903061590470095

タキサン型ジテルペンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218874
公開番号(公開出願番号):特開平9-065889
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【解決手段】 タキサン型ジテルペンを産生する植物の培養細胞又は培養組織をジャスモン酸類のイミノ又はアミノ誘導体を含む組織培養培地中で組織培養し、得られる組織培養物よりタキサン型ジテルペンを回収することを含むタキサン型ジテルペンの製造方法。【効果】 本発明方法は、タキサン型ジテルペンの生産性の向上を可能にする。
請求項(抜粋):
タキサン型ジテルペンを産生する植物の細胞及び/又は組織を一般式(I):【化1】[式中、Xは、水素原子、水酸基、NR8aR8b(ここで、R8a及びR8bは、それぞれ独立に水素原子、カルバモイル基、炭素数1〜12のアシル基、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表す。)、OR9 (ここで、R9 は、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表す。)、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;R1a、R1b、R1c、R1d、R1e及びR1fは、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;C1 -C2 -C3 -C4 -C5 -C6 からなる側鎖は、1個又は2個以上の二重結合を含んでいてもよく;R7 は、水酸基、OM(ここで、Mは、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又はNH4 を表す。)、NR10a R10b (ここで、R10a 及びR10b は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜12のアシル基、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基、置換基を有するアリールアルキル基又はアミノ酸残基を表す。)、OR11(ここで、R11は、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基、置換基を有するアリールアルキル基又は炭水化物残基を表す。)、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;nは1〜7の整数を表し;前記5員環は隣接する環員炭素原子間で二重結合を形成してもよい。]又は一般式(II):【化2】[式中、R1a、R1b、R1c、R1d、R1e、R1f及びR1gは、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;C1 -C2 -C3 -C4 -C5 -C6 からなる側鎖は、1個又は2個以上の二重結合を含んでいてもよく;R7 は、水酸基、OM(ここで、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子又はNH4 を表す。)、NR10a R10b (ここで、R10a 及びR10b は、それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜12のアシル基、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基、置換基を有するアリールアルキル基又はアミノ酸残基を表す。)、OR11(ここで、R11は、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基、置換基を有するアリールアルキル基又は炭水化物残基を表す。)、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基又は置換基を有するアリールアルキル基を表し;nは1〜7の整数を表し;R12a 及びR12b は、それぞれ独立に水素原子、水酸基、炭素数1〜12のアシル基、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、アリール基、置換基を有するアリール基、アリールアルキル基、置換基を有するアリールアルキル基又はアミノ酸残基を表し;前記5員環は隣接する環員炭素原子間で二重結合を形成してもよい。]で示される化合物の存在下に培養し、得られる培養物からタキサン型ジテルペンを回収することを特徴とするタキサン型ジテルペンの製造方法。
IPC (3件):
C12P 17/02 ,  C12N 5/04 ,  C12R 1:91
FI (2件):
C12P 17/02 ,  C12N 5/00 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

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