特許
J-GLOBAL ID:200903061591755034

画像パターン強調・抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079746
公開番号(公開出願番号):特開平9-270035
出願日: 1996年04月02日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】硬貨などの円形物体の画像パターンからその特徴量を円形物体の回転角度に依存しない形で抽出し、その識別の演算量を減らす。【解決手段】円形物体の多値濃淡画像パターンからその中心を求め、このパターンの画素値を該中心を極とする極座標で表わしg(r,θ)とする。そしてx(a,b)=00g(r,θ)Ψa,b(r)dθdr・・(1.1)の積分によりパラメータa,bの組合せ毎に定まる変換データx(a,b)を求め識別に用いる。ここでΨa,b (r) は図のように円形物体の中心から波紋状に広がる重み関数で、この例(ガボール関数)ではbは中心から重み関数の最大振巾部迄の半径,aは波動の周波数に夫々対応する。
請求項(抜粋):
円形物体から読取った多値の画素からなる画像パターンを記憶すると共に、この画像パターンの円形物体の中心に対応する点を求める手段を備え、前記画像パターンから円形物体の回転角度に無関係な、この画像パターンを識別するための特徴量を抽出する装置において、円形物体の中心に対応する点を通り画像パターンの面に垂直な中心軸に対して回転対称の波紋状の夫々、所定の形状を持ち、中心軸から円形物体の縁に対応する位置までの間の予め選択された、この形状の定義の基準となる1または複数の半径の位置から、半径の増大側と減少側に夫々遠ざかるに従い、時間をこの遠ざかる半径の差分に置換えた形で、振巾が予め選択された1又は複数の波動周波数にて振動しながら減衰していく、前記選択された1つの基準半径と1つの波動周波数との組合せごとに定まる各重み関数の重み付けを行って求めた、前記画像パターンの積分値を前記特徴量とすることを特徴とする画像パターン強調・抽出装置。
IPC (2件):
G07D 5/02 102 ,  G06T 5/20
FI (2件):
G07D 5/02 102 ,  G06F 15/68 405

前のページに戻る