特許
J-GLOBAL ID:200903061600482186

情報処理機器の部品交換時期監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-294876
公開番号(公開出願番号):特開平8-153283
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】情報処理機器の部品の使用状態をより正確に把握することで、的確な部品交換時期を予測し、これによって、部品の劣化により生じる情報処理機器の障害発生を防止することができる部品交換時期監視システムを提供する。【構成】交換が必要な部品を備えている情報処理機器1と、情報処理機器1の定期的な点検および部品の交換を行なう担当部署に配置されている算出結果表示装置4と、情報処理機器1の交換が必要な部品毎の使用状況を取得して各部品毎の交換時期を算出し、この交換時期に基づいて、前記担当部署の行なう次回の定期点検時に交換すべき部品名を特定し、それら交換すべき部品名を前記担当部署に配置されている算出結果表示装置4へ出力する監視通知装置3とを有する。
請求項(抜粋):
監視対象である情報処理機器に含まれる1以上の部品のそれぞれの使用実績についてのデータを順次取得し、取得した前記各部品の使用実績についてのデータを出力する使用状況取得装置と、前記使用状況取得装置より出力される前記各部品の使用実績についてのデータから、前記1以上の部品のうちの交換が必要な部品を特定し、前記交換が必要な部品の部品名を、前記部品の交換を担当する部署へ通知する監視通知装置と、前記部品交換を担当する部署に配置され、前記交換が必要な部品の部品名の情報を受け入れ表示する交換部品名表示装置とを有し、前記使用状況取得装置は、前記1以上の部品のそれぞれの使用実績についてのデータを順次取得する使用状況取得部と、前記取得した前記各部品の使用実績についてのデータを、所定の回線を通じて送信するデータ転送部とを有し、前記監視通知装置は、前記データ転送部と回線を通じて接続され、前記各部品の使用実績についてのデータを受信するデータ受信部と、前記受信した使用実績についてのデータを複数受け入れ、それらデータと予め定めた計算条件とを用いて、前記各部品の使用実績の増加傾向を近似的に求める使用実績変化傾向算出部と、前記各部品の使用限界値を示す部品寿命を記憶する部品寿命記憶手段と、前記使用実績変化傾向算出部により求められた増加傾向と、前記部品寿命記憶手段に記憶されている部品寿命とから、前記各部品の使用実績が、前記部品寿命に達する時期をそれぞれ算出し、その時期が、現時点より先でかつ予め定めた期間内である部品を交換が必要な部品と認定し、その部品名を特定する部品交換時期算出部と、前記部品交換時期算出手段で特定された部品名の情報を、前記交換部品名表示装置へ出力する結果通知部とを有することを特徴とする部品交換時期監視システム。

前のページに戻る