特許
J-GLOBAL ID:200903061604454888

流体吸入式有機物検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-049370
公開番号(公開出願番号):特開平9-243639
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】時間も人手もかけず、小型軽量、簡便かつ定量的に目的有機物質量が測定可能である流体吸入式有機物検出装置を提供する。【解決手段】カード1を本体入口26に挿入し、開口部2と開口部8とが一致する位置にセットし、ファン6の作動によりメッシュ3上に流体中の目的有機物質を捕捉する。カード1はステージ7上に移され、荷重9が下降することにより、濾紙10及びフィルム11が開口部2上のメッシュ3上に一定時間接触し、目的のの有機物質をフィルム11に取り出し転写する。次に、ドラム15を回転させて洗浄ステージ14にフィルム11を納め、洗浄液槽12からの洗浄液で洗浄する。カード1は再度荷重9の真下に置かれ、濾紙が荷重9の真下に移動し、この上にフィルム11が降りてきて一定時間接触し、抗原抗体反応を行う。その後洗浄し、次に発色反応を行い、洗浄、乾燥し、光学的測定による定量を行う。
請求項(抜粋):
流体を吸入する流体吸入手段と、前記流体中の目的有機物質を含有する少なくとも断片を流体中から取り出す濃縮手段と、前記断片から目的有機物質を取り出し固定する有機物質固定手段と、前記目的有機物質に標識抗体を抗原抗体反応により固定させる標識抗体固定手段と、前記抗原抗体反応の未反応標識抗体を除去する除去手段と、前記標識抗体の標識部分が関与する呈色反応を行う呈色手段と、前記呈色反応による呈色量を定量する定量手段とを具備することを特徴とする流体吸入式有機物検出装置。
IPC (3件):
G01N 33/53 ,  G01N 1/28 ,  G01N 35/02
FI (3件):
G01N 33/53 T ,  G01N 35/02 F ,  G01N 1/28 U
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-504745
  • 特表平7-504745

前のページに戻る