特許
J-GLOBAL ID:200903061604735305

クロック信号供給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280996
公開番号(公開出願番号):特開平7-134626
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、クロックスキューの解消するクロック木合成法を含むクロック信号供給方法を提供することにある。【構成】不均一に分布するクロック入力ノードに対して、それらをその密度によって局所的に決まる個数の類に分類し、各類単位で見た場合に同一類に属するクロック入力ノードの分布が均一化するようにし、同一類に属するクロック入力ノードだけを一緒にグルーピングする。【効果】類別されたクロック入力ノードの分布密度が均一化されるため、自動的にファンアウト数および配線長が均衡したクロック木を実現でき、クロックスキューを実質的に解消するという効果を有する。
請求項(抜粋):
同期式集積回路に外部より供給されるまたは前記集積回路内で発生されたクロック信号をあらかじめ定められた上限の個数以内の所定のファンアウト数を有する出力信号に分割しこれら出力信号のそれぞれに配線パターンの一端を結線しこれら配線パターンの他端にバッファ入力ノードを結線し前記バッファの出力ノードをあらかじめ定められた上限の個数以内の所定のファンアウト数を有する出力ノードに分割する工程を有限回繰り返すことによって前記集積回路内の前記クロック信号を供給すべきすべての機能ブロックのクロック入力ノードに前記クロック信号を供給する際に前記バッファの配置および前記配線の接続のそれぞれを前記機能ブロックの配置情報を用いて自動的に構成するクロック木合成方法を含むクロック信号供給方法において、前記集積回路内のすべての前記機能ブロックの全ての前記クロック入力ノードを各々の類ごとに別種のノードと看做した場合前記集積回路内でその類が存在すると看做された領域における密度分布があらかじめ定められた許容範囲に照らして均一でかつすべての類にわたって同一であると看做せるような分類方法に基づいて有限個の類に分類する工程と、同一の類に属する前記クロック入力ノードのみの間で実際の配置の近さをグルーピングの判断基準としあらかじめ定められた上限の個数以内の前記所定数の要素よりなるグループに分割し前記各グループ内のすべての前記クロック入力ノードの中心の位置に1つのバッファを挿入し前記バッファの出力ノードを前記グループ内のすべての前記クロック入力ノードと放射状に結線・接続して前記バッファ挿入および放射状結線・接続を前記類内のすべてのグループに関して行い前記同一類内の全てのグループにわたる前記バッファ挿入および放射状結線・接続を前記のすべての類に関して行うことによって第一段のすべてのバッファ挿入・接続を行う工程と、前記第一段のバッファの全ての入力ノードを前記機能ブロックのクロック入力ノードと見立て前記第一段のすべてのバッファ挿入・接続と同一の方法のバッファ挿入・接続を前記第一段のすべてのバッファに関して行うことによって第二段のすべてのバッファ挿入・接続を行う工程とをすべてのバッファ挿入・接続をその段階における挿入バッファの数が1個になるまで繰り返すことによって、前記クロック木をクロック信号の流れと逆方向に構成しつつ配置配線するまたは構成したのちに配線配置することを特徴とするクロック信号供給方法。
IPC (3件):
G06F 1/10 ,  G06F 17/50 ,  H01L 21/82
FI (3件):
G06F 1/04 330 A ,  G06F 15/60 360 K ,  H01L 21/82 W

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