特許
J-GLOBAL ID:200903061613085720

注入ポンプによる注入制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517828
公開番号(公開出願番号):特表平9-508821
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】マイクロプロセッサなどの制御装置(10)で制御される回転直流モータ(12)によって作動する蠕動性ポンプを用いて管内の液体の注入を制御する方法。モータの間欠動作の間に、光学エンコーダ(18)から前記制御装置(10)にパルスが送られる。この方法は、設定値に等しい数のパルスに相当する時間の間モータを作動させる過程から成る。予め決定されたパルスの数に等しいモータ(12)の各作動段階において、通電が中断されると、前の減速状態の間に送られたパルスの数だけ設定値が減少する。この結果、注入される液体量のレベルの誤差は、注入時間全体を通じてほぼ一定に維持される。本発明による方法は、プログラム可能な携帯式注入装置での使用が効果的である。
請求項(抜粋):
管の上流においてこの管に接続された注入液体供給源と、液体供給源からの液体を前記管の下流に注入するため管に圧力を加える蠕動タイプのポンプと、前記作動させるとともにモータの回転角度に応じて定量の液体を前記管に注入させる直流回転モータ(12,22)と、前記モータの速度に比例した繰り返し数で前記モータからパルスが送られるモータ制御装置(10,20)とから成る注入システムにおいて、管内の液体の注入を制御する方法は、前記モータの各始動時に前記制御装置によって実施される以下の過程、 前記モータによって送られたパルスをカウントするとともに、パルス数が警告値mに達すると通電遮断信号を送る過程と、 通電遮断とモータ停止の間前記モータから送られたパルスnをカウントする過程と、 m+nを計算して、モータの最初の始動時から累積されたパルスの合計数にこれを加える過程と、 代数誤差を求めるために、所定数とNの積に等しい理論値を上で得られた数から引く過程と、 前記代数誤差が前記モータの各作動段階でほぼ同じとなるように、前記所近数と、前記代数的誤差と定数の合計に等しい数との差に等しい新たな値を警告値に置き換える過程、から成り、 前記モータから送られたパルスの合計数が前記所定数に等しい場合に、通電遮断とモータ停止の間に前記モータ(12,22)から送られたパルスの平均値を前記定数とすることを特徴とする。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-184559
  • 特開昭57-059539

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