特許
J-GLOBAL ID:200903061615544790
計算機ホログラムの補正方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314933
公開番号(公開出願番号):特開平9-134112
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 計算機ホログラムからフーリエ変換ホログラム方式で立体動画像の再生を行う場合に、再生用光学系の収差を補償して歪のない再生画像を得る。【解決手段】 参照光の集光点に仮想的点光源を配置させ、実際に使用する再生用レンズ5と収差のない理想的な再生用レンズを用いた場合におけるホログラム配置面(透過型LCD3)での各位相分布を求め、ホログラム配置面の各座標(hx,hy)における位相差を位相補正データPc(hx,hy)としてテーブル化しておき、ホログラム計算機12がホログラムデータH(hx,hy)を生成する際に余弦項に含まれている物体光の位相ORnと参照光の位相RRnの位相差に前記の補正データPc(hx,hy)を加算する。予め、ソフトウェア的に収差の補償を行うことで、複雑で高価な再生用光学系を用いなくても正確な再生画像が得られる。
請求項(抜粋):
物体光の位相と参照光の位相との位相差の余弦項を含むホログラムデータを用いて生成した計算機ホログラムに平行光である参照光を照射し、その透過光を少なくとも1枚のレンズを含む再生用光学系で収束せしめることにより再生画像を得るホログラフィにおいて、前記参照光の集光点位置に前記参照光と同一波長の仮想的点光源を配置し、前記点光源の光線が実際に使用される再生用光学系を通じて前記計算機ホログラム配置面に入射した場合における第1の位相分布と、前記点光源の光線が収差のない理想的な再生光学系を通じて前記計算機ホログラム配置面に入射した場合における第2の位相分布を求めると共に、前記計算機ホログラム配置面の各座標点について第1の位相分布から得られる位相と第2の位相分布から得られる位相との位相差を補正データとして求めておき、前記ホログラムデータにおける各座標点に係る物体光の位相と参照光の位相の位相差に対して前記の対応座標点に係る補正データを加算することを特徴とした計算機ホログラムの補正方法。
IPC (3件):
G03H 1/08
, G03H 1/16
, G03H 1/22
FI (3件):
G03H 1/08
, G03H 1/16
, G03H 1/22
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