特許
J-GLOBAL ID:200903061616045142

フィードフォワード増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092833
公開番号(公開出願番号):特開平9-284059
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 歪除去ループの自動制御を行う場合に、最適点に収束するまでに時間がかかる。【解決手段】 入力端子1とパイロット信号発生手段12と分配手段20と分配手段18とベクトル調整手段2と合成手段3と主増幅手段4と移相手段13と遅延手段8と分配手段21と遅延手段5と合成手段9とベクトル調整手段10と補助増幅手段11と合成手段6と分配手段19と乗算手段14とレベル検出手段16と制御手段17と出力端子7とを有する。また、信号経路aと信号経路bとを同振幅かつ逆位相にして、主増幅手段4の歪成分を抽出する歪抽出ループと、信号経路cと信号経路dとを同振幅および逆位相にして、歪抽出ループで抽出された主増幅手段4の歪成分を第3の合成手段6で合成して相殺し、出力端子7から無歪の信号として出力する歪除去ループとを有する。
請求項(抜粋):
歪除去ループにパイロット信号を供給して、パイロット信号の検出レベルを最小にする自動制御を行うフィードフォワード増幅器において、パイロット信号を発生するパイロット信号発生手段と、該パイロット信号発生手段の出力信号であるパイロット信号を第1の信号と第2の信号とに二分配する第1の分配手段と、入力端子から入力された入力信号を第3の信号と第4の信号とに二分配する第2の分配手段と、該第2の分配手段によって分配された該第3の信号を入力して振幅および位相を調整する第1のベクトル調整手段と、該第1の分配手段によって分配された該第1の信号と該第3の信号が該第1のベクトル調整手段で振幅および位相を調整された信号とを合成する第1の合成手段と、該第1の合成手段の出力信号を増幅する主増幅手段と、該第1の分配手段によって分配された該第2の信号を入力して位相を可変する移相手段と、該第2の分配手段によって分配された該第4の信号を遅延する第1の遅延手段と、該主増幅手段の出力信号を第5の信号と第6の信号とに二分配する第3の分配手段と、該第3の分配手段によって分配された該第5の信号を遅延する第2の遅延手段と、該第3の分配手段によって分配された該第6の信号と該第1の遅延手段によって遅延された信号とを合成する第2の合成手段と、該第2の合成手段の出力信号を入力して振幅および位相を調整する第2のベクトル調整手段と、該第2のベクトル調整手段の出力信号を増幅する補助増幅手段と、該第2の遅延手段によって遅延された信号と該補助増幅手段の出力信号とを合成する第3の合成手段と、該第3の合成手段の出力信号を第7の信号と第8の信号とに二分配する第4の分配手段と、該第4の分配手段によって分配された該第7の信号と該移相手段の出力信号とを入力して乗算を行う乗算手段と、該乗算手段の出力信号を入力して直流成分を取り出すレベル検出手段と、該レベル検出手段の出力信号を入力して該第1のベクトル調整手段、該第2のベクトル調整手段および該移相手段を制御する制御手段と、該第4の分配手段によって分配された該第8の信号を出力する出力端子とを有することを特徴とする、フィードフォワード増幅器。

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