特許
J-GLOBAL ID:200903061622278205

処分された蛍光灯管及び同様のランプを潰して様々な材料/物質を機械的に分離するための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528335
公開番号(公開出願番号):特表平11-502153
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】粉砕される捨てられた蛍光灯管から材料を機械的に分離するための方法及びシステム。システムはファンで駆動される排出空気システムを有しており、排出空気システムは材料破片を空気輸送し、且つ、分離するよう設計されており、また、排出空気システムには3つの分離タワー(8、8’、8”)からの空気が供給される。蛍光灯管を粉砕するミル(2)は蛍光灯管材料を第1の分離タワー(8)に引き渡し、第1の分離タワー(8)では、大き目の材料破片は分離され、一方、小さ目の材料破片及び粒子は流出空気とともにそのタワーを離れる。スクリーン(22)はタワーからの粗片をガラス破片と金属破片とに分割する。スクリーンからの金属破片は金属クラッシャ(28)を通過し金属クラッシャ(28)は第2の分離タワー(8’)に接続されている。磁気分離器(34)はガラス破片及び金属破片のためのコンベア(32)から磁気材料を分離する。そのコンベア(32)から、ガラス破片はガラスクラッシャ(42)を通過しガラスクラッシャ(42)は第3の分離タワー(8”)に接続されている。第3のタワーの粗片出口から、ガラス破片はタンブラを介して廃棄物容器(54)に搬送される。下流側フィルタ(66、70)を備えたサイクロン(58)は排出空気から蛍光粉末を分離する。
請求項(抜粋):
粉砕される捨てられた蛍光灯管及び同様の低圧放電ランプから様々な材料/物質を機械的に分離するための方法において、a)捨てられた蛍光灯管をミル(2)に給送し、そのミルで、それら蛍光灯管を、空気流(4)により第1の分離タワー(8)に導入される材料破片に粉砕し、該第1の分離タワー(8)で、ガラス及び金属の大きな材料破片を前記空気流から分離し、前記タワーから排出し、一方、蛍光粉末のごとき小さな材料破片及び粒子を前記空気流により搬送し、b)前記タワー(8)から排出された前記材料破片をスクリーン掛け/ふるい掛けにより、ガラス破片及び金属破片に分割し、c)磁気分離器(34)を通して前記ガラス破片を搬送し、一方、前記金属破片をクラシャ(28)に給送し、そのクラシャ(28)で、それら金属破片を潰し、空気流(30)により、該金属破片を第2の分離タワー(8’)に導入し、該第2の分離タワー(8’)からそれら金属破片を前記磁気分離器を通して輸送し、d)前記磁気分離器(34)により分離された前記磁気材料破片を、起こり得る更なる処理、例えば、蒸留のために容器(36)に集め、e)前記磁気分離器を通り過ぎた前記ガラス破片をガラスクラッシャ(42)に給送し、該ガラスクラッシャ(42)で、該ガラス破片の寸法を更に縮小させ、次いで、空気流(44)により該ガラス破片を第3の分離タワー(8”)に導入し、該第3の分離タワー(8”)からそれらガラス破片を排出し、次いで、最終的に廃棄ガラス容器(54)に収集するために後処理を受けさせてもよく、f)前記分離タワー(8、8’、8”)からの排出空気の流れに伴出される蛍光粉末を、まず、サイクロン(58)によりこの空気から分離し、その後、ダストフィルタ(66)によりこの空気から分離し、その後、空気中の残りのいかなる水銀蒸気もチャコールフィルタ(70)により分離する、 ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
B07B 9/00 ,  B09B 5/00 ZAB
FI (2件):
B07B 9/00 A ,  B09B 5/00 ZAB Z

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