特許
J-GLOBAL ID:200903061624041750

木材の保存処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309320
公開番号(公開出願番号):特開平10-146805
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 含浸タンクを用いて木材に含浸した保存用薬剤含有溶液の溶媒を蒸気化するように木材を加熱する場合、木材の周囲だけでなく、木材の内部も十分な温度に加熱できる木材の保存処理方法及び装置を提供する。【解決手段】 木材の保存のための木材保存用薬剤を木材に含浸させる木材の保存処理装置1は、木材保存用薬剤を含有する作業液を収容した作業液タンク14と、該作業液タンクに該タンクからの溶液の供給を受け入れるように接続され、木材3を中に配置して密閉するように構成された含浸タンク2と、該含浸タンクを減圧する真空ポンプ17と、含浸タンクと真空ポンプとの間に配置されて、含浸タンクから吸引した蒸気を液化するコンデンサー21と、含浸タンク内の木材を加熱するため、電極板(9、10、11)が含浸タンクの木材に接触するように設けられている高周波加熱装置31と、コンデンサー及び含浸タンクからの液を収容する回収タンク26とを備えている。
請求項(抜粋):
木材保存用薬剤を木材に含浸させるために、木材を密閉型含浸タンク内に配置して該含浸タンクを減圧するステップと、不揮発性保存用薬剤を揮発性有機溶媒に溶解した溶液を、木材に含浸せしめるように、含浸タンク内に導入するステップと、前記木材中の溶媒を蒸気化して該木材から溶媒を抽出するように木材を加熱するステップと、溶媒含有蒸気を含浸タンクから排出するステップとを含む木材の保存処理方法において、前記木材の加熱ステップを、含浸タンク内にある木材を直接高周波加熱することによって行うことを特徴とする木材の保存処理方法。
IPC (2件):
B27K 3/02 ,  B27K 5/00
FI (3件):
B27K 3/02 A ,  B27K 3/02 E ,  B27K 5/00 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平1-036401
  • 木材処理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-087083   出願人:加地孝
  • 特開昭59-029104

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