特許
J-GLOBAL ID:200903061629643197

トリガ噴霧器組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285808
公開番号(公開出願番号):特開平6-238204
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 現在市販されているものに比べてコストが安く、しかも許容範囲の性能基準を維持しているトリガ噴霧器組立体を提供することにある。【構成】 本発明のトリガ噴霧器組立体はスピナ組立体を収容する第1液体通路を備えたハウジングを有する。弾性ポンプ要素がほぼ水平に設置してあり、トリガを引くと、この要素が収縮し、トリガを解放すると、この要素が伸張するようになっている。噴霧器は低コストのスピナ組立体と、噴霧器内の液体の流れを制御する低コストの弁装置とを包含する。一特徴によれば、ハウジングは前後の部分を有し、後部はサドル部分を有し、前部にヒンジ止めしてあってハウジングを成形するための開放位置から噴霧器を操作するための閉鎖位置まで回動できるようになっている。別の特徴によれば、容器は後方部分を有し、この後方部分はネックを過ぎて上方へ延び、サドルくぼみを構成し、ハウジングは容器のネックに連結され、上方に延びる容器部分の前方に位置する。噴霧器はポンプ要素を伸張位置へ片寄せる弾性スプリングを包含してもよい。
請求項(抜粋):
容器から液体を計量分配するトリガ噴霧器組立体であって、ほぼ水平方向に延びる第1の液体通路を有し、この液体通路の後端に弁座が設けてあるハウジングと、前記第1液体通路内に設けてあるスピナ組立体であり、弁部分、スピナヘッドおよび前記弁部分とスピナヘッドの間に設けたスプリング部分を有し、このスプリング部分が通常は前記弁部分を前記弁座に向かって片寄せていて前記液体通路をそこを通る液体の流れに対して閉鎖し、前記弁部分および弁座が一次弁を構成しているスピナ組立体と、前記第1液体通路の前端で前記ハウジングに取り付けたノズル組立体であり、前記スピナヘッドの前方にそこを通して液体を計量分配するオリフィスを有するノズル組立体と、前記ハウジングに取り付けてあって前記ハウジングに対して作動するトリガと、ほぼ水平方向に位置しており、室を設けた弾性ポンプ要素であり、このポンプ要素がその後端で前記ハウジングに取り付けてあり、また、この弾性ポンプ要素の前端が前記トリガの作動に応答して往復動できるようになっており、前記トリガを引いたときに前記要素が収縮し、前記トリガを解放したときに前記要素が伸張することができ、前記弾性要素が通常はその伸張状態を維持するが、その弾力性に抗して力が加えられたときには収縮できるようになっている弾性ポンプ要素とを包含し、前記ハウジングが、さらに、浸漬チューブの上端を受け入れるソケットと、前記浸漬チューブから前記室内への液体の通過を可能とする開口とを有し、さらに、前記室内の正圧の下に前記開口をシールするが、前記室内の負圧の下ではシールを解除する弾性弁部材が設けてあり、前記ハウジングが、さらに、前記弾性ポンプ要素の作動の際に前記室から前記第1液体通路へ液体を流動させる第2液体通路を有し、トリガを引いたときに前記弾性ポンプ要素が前記室内の圧力を高めて前記開口をシールすると共に前記室内の液体を前記第2液体通路を通して前記第1液体通路へ、次いで前記オリフィスへ給送し、前記トリガを解放したときに前記弾性ポンプ要素を伸張させて前記室内の圧力を低下させ、前記開口のシールを解除すると共に前記浸漬チューブから前記室内に液体を吸引させ、さらに、前記一次弁を閉鎖させることを特徴とするトリガ噴霧器組立体。

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