特許
J-GLOBAL ID:200903061636036549

直流電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-263844
公開番号(公開出願番号):特開2000-092831
出願日: 1998年09月18日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 電源効率を上げ、実装スペース及びコストを低減する。【解決手段】 制御回路40によってFET14をオン、オフ動作にさせると、トランス13の2次巻線13bに方形波電圧が発生する。この方形波電圧は、ダイオード15,16で整流され、第1及び第2のLCフィルタ20,30で平滑されて直流の出力電圧Voが出力端子35から出力される。第2のチョークコイル31は、第1のチョークコイル21のインダクタンスの1/10以下程度となるようにプリント基板等の配線パターンで形成され、さらに、第2のコンデンサ32は第1のコンデンサ22の数分の1の容量で構成されている。これにより、第1及び第2のチョークコイル21,31のインダクタンスの合計値と、第1及び第2のコンデンサ22,32の容量の合計値とは、従来と大差ないにもかかわらず、直流損失が小さく、リップル減衰率の大きい特性が得られる。
請求項(抜粋):
一端に直流の入力電圧が印加される1次巻線及び該1次巻線に電磁結合される2次巻線を有する変圧器と、前記1次巻線の他端に直列に接続され、方形波の制御信号によりオン、オフ動作して該1次巻線に流れる電流を断続するスイッチング素子と、前記2次巻線に接続され、該2次巻線に発生する方形波電圧を整流して整流電圧を出力する整流回路と、前記整流回路の出力側に接続され、前記整流電圧を平滑して直流の第1の出力電圧を出力する第1のコイル及び第1のコンデンサを有する第1のLCフィルタと、前記第1のLCフィルタの出力側に接続され、前記第1の出力電圧を平滑して直流の第2の出力電圧を出力する第2のコイル及び第2のコンデンサを有し、該第2のコイルは配線パターンで形成され前記第1のコイルのインダクタンスよりも小さくかつ位相変化の小さいインダクタンスを有し、該第2のコンデンサは前記第1のコンデンサの容量よりも小さくかつ位相変化の小さい容量を有する第2のLCフィルタと、前記スイッチング素子に流れる電流を検出し、この検出結果と前記第2の出力電圧とを比較して該第2の出力電圧が一定の値になるようにパルス幅を変化させた前記制御信号を出力して前記スイッチング素子に与える制御手段とを、備えたことを特徴とする直流電源装置。
FI (2件):
H02M 3/28 H ,  H02M 3/28 Y
Fターム (11件):
5H730AA15 ,  5H730BB23 ,  5H730BB57 ,  5H730DD04 ,  5H730EE02 ,  5H730EE08 ,  5H730EE10 ,  5H730FD01 ,  5H730FD41 ,  5H730FG05 ,  5H730ZZ17
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 多重共振電子式電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-254105   出願人:エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-258124   出願人:株式会社共進電機製作所
  • 特開昭61-262078
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