特許
J-GLOBAL ID:200903061639365870

構造材料の疲労損傷検知センサーおよびその取付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-288699
公開番号(公開出願番号):特開2000-105181
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 安定した信頼性をもって取り付けて亀裂発生および進展の検知性能を発揮し、外部環境にそれほど影響されずに、亀裂Cを発生および進展させ、その進展速度もしくは進展量により構造材料の疲労損傷の程度を推測可能である構造材料の疲労損傷検知センサーおよびその取付け方法を提供すること。【解決手段】 疲労損傷検知センサーの長さと検知要求感度ないし検知精度(亀裂進展速度)との間の関係を応用することに着目し、切欠き部5を挟んだ検知センサー本体2を構造材料Mに固定する一対の固定部の間の長さを2H、切欠き部5の尖端部5Aから進展可能な亀裂Cの長さをa、外力が作用する回数をN、亀裂進展速度をda/dNとしたときに、da/dNがH0.5n(nは検知センサー本体2の材料による定数)に比例するような要求検知感度を得るように、固定部4の間の長さ2Hを設定し、定歪み制御状態にしてあることを特徴とする。
請求項(抜粋):
外力が加わる構造材料の疲労損傷の程度を検知するための構造材料の疲労損傷検知センサーであって、前記構造材料の表面に取り付け可能な所定長さを有する板状部材から構成するとともに切欠き部を形成した検知センサー本体と、この切欠き部の尖端部に臨んで、この検知センサー本体に設けたクラックゲージと、を有し、前記切欠き部を挟んだ前記検知センサー本体の両端部を前記構造材料の前記表面に固定する一対の固定部の間における部分の長さを2Hとし、前記切欠き部の前記尖端部から進展可能な亀裂の長さをaとし、外力が作用する回数をNとし、亀裂進展速度をda/dNとし、前記検知センサー本体の材料による定数をnとしたときに、da/dNがH0.5nに比例するような要求検知感度を得るように、前記固定部の間における前記部分の長さ2Hを設定し、定歪み制御状態にしてあることを特徴とする構造材料の疲労損傷検知センサー。
Fターム (7件):
2G061AA02 ,  2G061AB05 ,  2G061CA01 ,  2G061CB00 ,  2G061DA20 ,  2G061EA04 ,  2G061EA10

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