特許
J-GLOBAL ID:200903061653685380

出力回転軸のアブソリュート位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251699
公開番号(公開出願番号):特開平9-096545
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 従来の多回転型アブソリュート位置検出器を用いた場合と同程度の分解能で、従来に比べて簡単で廉価な構成で、アクチュエータの出力回転軸のアブソリュート位置を検出可能な装置を提案することにある。【解決手段】 減速機3の減速比と、その出力回転軸4に取付けアブソリュート位置検出器6の分解能とを同一となるように設定して、モータ回転軸2aの1回転に対応する出力回転軸4の動作角度を、アブソリュート位置検出器6の多ビット出力のうちの最下位ビット出力の1ビット幅に一致させ、モータ1回転中の原点信号(Z相信号)に同期して出力回転軸4のアブソリュート位置を検出する。分解能の低いアブソリュート位置検出器6を使用しても、現行の多回転型アブソリュート位置検出器を使用する場合と同程度の分解能で出力回転軸4のアブソリュート位置を簡単な演算で検出できる。
請求項(抜粋):
モータおよびこのモータの出力回転を減速する減速機を備え、この減速機の出力によって被駆動部材を駆動するアクチュエータにおいて、前記モータの回転軸に取り付けたインクリメンタル位置検出器と、前記減速機の出力回転軸に取り付けたアブソリュート位置検出器と、前記減速機の出力回転軸のアブソリュート位置を演算する演算手段と、前記モータを駆動制御するモータ制御手段とを有し、前記減速機の減速比は前記アブソリュート位置検出器の分解能と同一の値に設定されており、前記モータ制御手段により前記モータを1回転させることにより前記インクリメンタル位置検出器から得られる原点信号に同期して、前記演算手段は、前記アブソリュート位置検出器の出力を読み込み、当該読み込み値に基づき前記減速機の出力回転軸のアブソリュート位置を演算するようになっていることを特徴とする回転出力軸のアブソリュート位置検出装置。
IPC (3件):
G01D 5/36 ,  G01D 5/249 ,  H03M 1/24
FI (3件):
G01D 5/36 B ,  G01D 5/249 D ,  H03M 1/24
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-259409   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平4-060708
  • 特開昭60-231113

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