特許

J-GLOBAL ID：200903061656245217

全輪駆動車両用ロツク防止装置

発明者： ユルゲン・アイクホフ ,  ハインリヒ・リーデマン ,  コンラート・ローデ
出願人/特許権者： ヴアブコ・ヴエステイングハウス・フアールツオイクブレムゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
代理人 (1件)： 中平 治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-354198
公開番号（公開出願番号）：特開平5-201323
出願日： 1991年11月21日
公開日（公表日）： 1993年08月10日
要約：

【要約】【構成】 2つの車軸差動装置1,2及び差動止め可能な車軸間差動装置3を持つ2車軸全輪駆動車両用ロツク防止装置は,車輪センサRSの信号から制動電磁弁MV用の付勢信号を計算する4チヤネル個別調整電子制御装置4を持つている。調整チヤネルの1つが故障し,車軸間差動装置3が差動止めされてない場合,電子制御装置4が故障している調整チヤネルのみを遮断する。しかし調整チヤネルの1つが故障し,車軸間差動装置3が差動止めされている場合,電子制御装置が更に対角線上で対向する健全な調整チヤネルも遮断する。【効果】 調整される制動の際1つの調整チヤネルの故障による車両の不安定が防止される。故障したチヤネルの選択遮断により,最小制動距離で車両のかじ取り可能性が維持される。

請求項（抜粋）：

2つの車軸差動装置(1,2)と,差動止め可能な車軸間差動装置(3)と,4チヤネル個別調整を行う電子制御装置(4)とを有し,この電子制御装置が車輪センサ(RS)の信号から制動圧力調整電磁弁(MV)用付勢信号を計算するものにおいて,a)車軸間差動装置(3)が差動止めされているか否かを電子制御装置(4)が検出し,b)調整チヤネルの1つが故障し,車軸間差動装置(3)が差動止めされてない場合,電子制御装置(4)が故障している調整チヤネルのみを遮断し,c)調整チヤネルの1つが故障し,車軸間差動装置(3)が差動止めされている場合,電子制御装置(4)が故障している調整チヤネルのほかにこれに対角線上で対向する健全な調整チヤネルも遮断することを特徴とする,全輪駆動車両用ロツク防止装置。

IPC (3件)：

B60T 8/58 ,  B60K 17/35 ,  B60T 8/96