特許
J-GLOBAL ID:200903061667488286

内燃機関の動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246790
公開番号(公開出願番号):特開平6-093816
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】打音の発生を防止し、エンジンの高速回転に追従させて高速で駆動させることを可能とする。【構成】軸心9aがロッカーシャフト11の回動中心たる本体部9に、先端がバルブ機構2のバルブに当接されたアウタアーム12を揺動可能に支持する。アウタアーム12の両側にベース円の同心円上に一対の長穴13を形成する。回動中心から偏心した軸心10aを有する偏心部10にインナアーム14を揺動可能に支持する。ローラ軸16をインナアーム14の軸穴15にて支持するとともに長穴13内に挿通し、長穴13内で案内させる。ロッカーシャフト4の回動により、ローラ軸16等はアウタアーム12に対して相対移動され、カムのローラ17に対する当接位置が変化し、バルブのリフト量等が変更される。カムの当接位置が変更されたとしても、カム中心とローラ17中心との距離が変化しない。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸排気用のバルブを駆動させるための内燃機関の動弁機構であって、本体部及びその本体部に対して軸心の偏心された偏心部からなり、前記本体部の軸心を中心としてロッカーハウジングに回動可能に支持されたロッカーシャフトと、前記内燃機関のカムシャフト上に設けられ、ベース円を備えたカムと、基端部が前記本体部に揺動可能に支持され、略先端部にて前記バルブを駆動させるとともに、前記ベース円の略同心円上に形成されたガイド部を両側に有する第1のロッカーアームと、基端部が前記偏心部に揺動可能に支持された第2のロッカーアームと、前記第2のロッカーアームに対して支持されるとともに、前記第1のロッカーアームの前記ガイド部に当接して、前記第1のロッカーアームに対して相対移動可能に支持されたローラ軸と、前記ローラ軸にて回転可能に支持されるとともに、前記カムに当接可能に設けられたローラとを備えたことを特徴とする内燃機関の動弁機構。

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