特許
J-GLOBAL ID:200903061671543070

エンジンの燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031266
公開番号(公開出願番号):特開平6-221179
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 全運転領域で燃料を噴射する第1燃料噴射弁と特定の運転領域で燃料の噴射を休止する第2燃料噴射弁とを有するエンジンにおいて、第2燃料噴射弁に供給されて該噴射弁から噴射されなかった燃料におけるべーパーの発生と、燃料タンク内でのエバポレーションガス発生量の増大とを防止する。【構成】 全運転領域で燃料を噴射する第1噴射弁7と、低負荷領域で燃料噴射を休止する第2噴射弁9とが燃料タンク11から導かれた燃料供給通路14に直列に接続され、かつ第2噴射弁9から燃料タンク11に至る燃料回収通路15が設けられている構成において、上記供給通路14と回収通路15との間にバイパス通路17を設け、該バイパス通路17の上記回収通路15への接続部に、通常はバイパス通路17を回収通路15に連通させ、エンジン温度が高いときに該回収通路15の上、下流部を開通させる三方切換弁18を設置する。
請求項(抜粋):
燃料の供給が必要とされる全運転領域で燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、特定運転領域で燃料の噴射を休止する第2燃料噴射弁と、燃料タンクから導かれ、上記第1燃料噴射弁を経て第2燃料噴射弁に至る燃料供給通路とを有するエンジンの燃料供給装置であって、上記第2燃料噴射弁から燃料タンクに至る燃料回収通路と、上記燃料供給通路における第1燃料噴射弁の上流側から分岐されて上記燃料回収通路に合流するバイパス通路とを設けると共に、該バイパス通路の燃料回収通路への合流部に、該バイパス通路もしくは燃料回収通路の上流部のいずれか一方を該燃料回収通路の下流部に選択的に連通させる三方切換弁を設置し、かつ、上記特定運転領域において、エンジン温度が所定値以下のときは、バイパス通路を燃料回収通路の下流部に連通させ、エンジン温度が所定値以上のときは、燃料回収通路の上流部を該燃料回収通路の下流部に連通させるように、上記三方切換弁を作動させる制御手段を設けたことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
IPC (2件):
F02B 53/10 ,  F02M 37/20

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