特許

J-GLOBAL ID：200903061679252938

配電系統運用装置

発明者： 岡庭 泉 ,  佐藤 正弘 ,  後藤田 和子 ,  藤田 博
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 石井 紀男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-223316
公開番号（公開出願番号）：特開平10-056737
出願日： 1996年08月07日
公開日（公表日）： 1998年02月24日
要約：

【要約】【課題】 複雑な配電系統全体の把握を高速に行い、送電損失量を最小限にする最適系統構成を求める。【解決手段】 記憶装置の入力情報エリアから取込んだ配電系統設備情報や開閉器情報を記憶装置に保存するデータ取込手段と、それらの情報を基に配電系統設備情報や開閉器情報から配電系統をノード/ブランチに置き換えたり、ノードとブランチの接続状態を表すアドミタンス行列を作成するデータ変換手段と、与えられた任意のブランチを閉操作することによるアドミタンス行列の一部を補正し、ノード注入量を設定し電流列ベクトルを作成するデータ補正手段と、補正したアドミタンス行列と設定した電流列ベクトルによりノード電圧を求める電圧算出手段と、ブランチの両端のノード電圧差からブランチの通過電流を求める電流算出手段と、ループを構成するブランチを検出するループ構成ブランチ抽出手段と、同じループを構成するノードを求めるループ構成ノード検出手段と、ブランチとノードを各々開閉器と区間に置き換えるループ構成開閉器及び区間抽出手段とから構成した。

請求項（抜粋）：

電力系統の下流部分に位置する系統で、配電線毎に設置される配電線引出用遮断器と、配電線と、配電線をいくつかの区間に分割するためのあるいは、配電線と配電線を連係するための開閉器などを備える配電系統設備情報を記憶し、開閉器の開閉状態などの情報(以下、開閉器情報と称す)や区間負荷などの情報(以下、区間情報と称す)を入力情報として設備計画や設備運用などの運用計画に用いる配電系統運用装置において、記憶装置の入力情報エリアから取込んだ配電系統設備情報や開閉器情報を記憶装置に保存するデータ取込手段と、それらの情報を基に配電系統設備情報や開閉器情報から配電系統をノード/ブランチに置き換えたり、ノードとブランチの接続状態を表すアドミタンス行列を作成するデータ変換手段と、与えられた任意のブランチを閉操作することによるアドミタンス行列の一部を補正し、ノード注入量を設定し電流列ベクトルを作成するデータ補正手段と、補正したアドミタンス行列と設定した電流列ベクトルによりノード電圧を求める電圧算出手段と、ブランチの両端のノード電圧差からブランチの通過電流を求める電流算出手段と、ループを構成するブランチを検出するループ構成ブランチ抽出手段と、同じループを構成するノードを求めるループ構成ノード検出手段と、ブランチとノードを各々開閉器と区間に置き換えるループ構成開閉器及び区間抽出手段とを備え、与えられた任意の開閉器を閉状態にしたときに出来るループを構成する開閉器及び区間を検出することを特徴とする配電系統運用装置。

IPC (2件)：

H02J 3/00 ,  H02J 13/00 311

FI (2件)：

H02J 3/00 K ,  H02J 13/00 311 R