特許
J-GLOBAL ID:200903061680913433

エンジンの蒸発燃料パージ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152147
公開番号(公開出願番号):特開平9-329044
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 エバポパージ開始時から十分なパージ量を確保し、更にパージ開始時以降の種々の段階においてもそれぞれ適切なエバポパージが可能で空燃比の制御性の維持向上を達成することのできるエバポパージ装置を得ること。【解決手段】 エンジンの動作状態に基づいて目標パージ率を算出する目標パージ率算出手段における算出ルーチンを、所定の条件の下にパージを開始してからその後パージを停止し、再びパージ再開を行うまでの間を3段階に分割してそれぞれ異なる基準で行うこととした。すなわち、パージ開始から所定の開始時最大パージ率になるまでの第1段階、開始時最大パージ率となった時点からパージ停止前までの第2段階、パージ停止からパージ再開時までの第3段階に分割した。
請求項(抜粋):
排気ガスの空燃比検出により燃料噴射量をフィードバック制御する燃料噴射量制御システムを有するエンジンの蒸発燃料パージ装置において、エンジン動作状態に基づいて蒸発燃料のパージ許可条件を満たすか否かの判定を行うパージ許可条件判定手段と、エンジン動作状態に基づいて目標パージ率(P RTO)を算出する目標パージ率算出手段と、前記パージ許可条件判定手段にてパージ許可条件を満たすと判定された時に、前記目標パージ率に基づきパージバルブの開閉制御を行い吸気系へ蒸発燃料のパージを行うパージバルブ制御手段と、吸気系の空気吸入状態及び前記目標パージ率から実際のパージ率(PRTOR)を算出する実パージ率算出手段と、実際に検出された空燃比についてのデータに基づいて蒸発燃料濃度を算出する蒸発燃料濃度算出手段と、前記実パージ率と前記蒸発燃料濃度に基づき前記燃料噴射量をフィードフォワード補正する蒸発燃料対応補正手段と、を有し、前記目標パージ率算出手段は、蒸発燃料パージ開始から所定の開始時最大パージ率(P RTOlo)になるまでの第1段階、所定の開始時最大パージ率(P RTOlo)となった時点からパージ停止前までの第2段階及びパージ停止からのパージ再開時までの第3段階についてそれぞれ異なる基準で目標パージ率の算出を行うことを特徴とするエンジンの蒸発燃料パージ装置。
IPC (5件):
F02D 41/02 325 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (5件):
F02D 41/02 325 J ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/14 310 C ,  F02M 25/08 301 K ,  F02M 25/08 301 J

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