特許
J-GLOBAL ID:200903061684218098

ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258363
公開番号(公開出願番号):特開平8-121509
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ディスクブレーキのパッド自体をサーボブレーキとして働かせることによりブレーキ効率が大幅に向上し、かつこれを簡単で小型の構造により実現することができるディスクブレーキ装置を得る。【構成】 ディスクブレーキ装置10では、インナパッド24及びアウタパッド34が、キャリパ44と共に支持ボルト20、22に回転可能に支持されている。各パッドにはそれぞれ第1摩擦部30、40及び第2摩擦部32、42が設けられており、それぞれディスクロータ12のディスク部14、あるいはドラム部16に対向している。ブレーキ作動時には、第1摩擦部30、40がディスク部14に圧接して制動トルクを生じ、これと共に各パッドが回転されて第2摩擦部32、42がドラム部16に圧接してセルフサーボ効果により制動力を生じる。したがって、大幅にブレーキ効率が向上し、機構も簡単で小型化できる。
請求項(抜粋):
ディスクブレーキの作動時に生じる制動トルクをドラムブレーキの作動入力とし、前記ドラムブレーキをサーボブレーキとして働かせるディスクブレーキ装置において、ディスク部とドラム部から成るディスクロータと、前記ディスクロータのディスク部に対応して設けられた第1摩擦部と前記ドラム部に対応して設けられた第2摩擦部とを一体的に備えるパッドと、制動時に前記パッドを押圧して前記第1摩擦部を前記ディスクロータのディスク部に圧接させる押圧手段と、前記第1摩擦部が前記ディスク部に当接する際に前記制動トルクによって前記第2摩擦部を前記ドラム部に当接するように導くと共に、前記パッドを支持する支持手段と、を備えたことを特徴とするディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 63/00 ,  F16D 55/224 102 ,  F16D 65/04

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