特許
J-GLOBAL ID:200903061687376581

情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053315
公開番号(公開出願番号):特開平7-239781
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 既にプリフェッチされている分岐先命令を使用することによって、分岐命令の処理を高速化する。【構成】 バッファ218Aが現在有効なバッファであるとする。無条件分岐命令を解読し、その分岐命令が短距離前方分岐であって、分岐先アドレスがバッファ218Aに既に先取りされてれば、バッファの出力ポインタ330Aを分岐先アドレスに設定し、また、条件分岐命令を解読し、その分岐命令が短距離前方分岐であって、分岐先アドレスがバッファ218Aに既に先取りされてれば、セレクタ212Aでバッファ218Aからのデータを選択し、バッファ220Aへ格納する。セレクタ226Aでバッファ220Aを選択し、バッファの出力ポインタ330Aを分岐先アドレスに設定する。これにより、上記何れの場合も、キャッシュに命令要求を出すことなく、高速に分岐先命令を読み出すことができる。
請求項(抜粋):
記憶装置から命令を先取りする命令先取り手段と、該命令先取り手段によって取り出された命令を解読する解読手段と、該解読手段によって解読された命令をパイプライン処理により実行する命令実行手段を備え、さらに、前記命令先取り手段は、先取りされた命令を格納する命令格納手段と、前記命令格納手段から取り出すべき命令の位置を指示する指示手段と、該指示手段によって前記命令格納手段から命令を取り出す命令取出し手段を備える情報処理装置において、取り出された命令を前記解読手段で解読した結果が分岐命令である場合に前記分岐命令の分岐先命令が既に前記命令格納手段に格納されていることを判定する判定手段を前記命令先取り手段に設け、該判定手段が前記分岐命令の分岐先命令が既に前記命令格納手段に格納されていることを示すとき、前記指示手段は前記命令格納手段における分岐先命令位置を指示し、該指示に基づき前記命令取出し手段が分岐先命令を取り出すよう構成したことを特徴とする情報処理装置。

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