特許
J-GLOBAL ID:200903061687505942

自動車用安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-130590
公開番号(公開出願番号):特開2004-330912
出願日: 2003年05月08日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】シリンダアクチュエータを用いる自動車用安全装置において防錆性及び高温雰囲気下での強度の確保が可能でありかつ低廉化する。【解決手段】ガス発生器13を内蔵するホルダ11に、ピストンを同軸的に受容するシリンダ17及び外装部品18を同軸的に立設する。衝突時に高圧ガスを発生し、ピストンを突出させることによりエンジンフードを持ち上げて、衝撃力に対するエンジンフードの変形代を大きくする。高圧力が作用するシリンダを鋼製とし、外気にさらされる外装部品をアルミニウム合金製とする。シリンダの薄肉化による小型化を達成し、かつ火災発生時に破壊してしまうことを防止できる。また、外装部品により水滴の付着からシリンダを保護することができる。この外装部品にあっては、強度を必要としないため、例えば防錆性に優れるが強度の劣るアルミニウム合金材を用いても薄肉化することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車体表面の一部を形成する部材を衝突時に外方に突出させるための自動車用安全装置であって、 前記部材が変位可能に車体本体に支持されていると共に、前記部材を外方に突出させる向きに作動させるためのシリンダアクチュエータを前記部材と前記車体本体との間に設け、 前記シリンダアクチュエータが、シリンダと、ピストンと、前記衝突時に前記シリンダ内に高圧ガスを発生するガス発生器とを有し、 前記シリンダが、常温雰囲気での防錆性よりも高温雰囲気で強度を優先させた高剛性材からなると共に、高温雰囲気での強度低下よりも常温雰囲気での防錆を優先させた防錆材からなる外装部品により外囲されていることを特徴とする自動車用安全装置。
IPC (1件):
B60R21/34
FI (2件):
B60R21/34 691 ,  B62D25/10 E
Fターム (4件):
3D004AA04 ,  3D004BA02 ,  3D004CA01 ,  3D004CA15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用フード装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-203718   出願人:日本精工株式会社
  • 防錆キャップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-162282   出願人:日東電工株式会社, 新日本製鐵株式会社

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