特許
J-GLOBAL ID:200903061696805193

採取装置、試験及び採取装置、試験方法、測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228526
公開番号(公開出願番号):特開平7-092160
出願日: 1991年08月15日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 生物流体からガン抗原等を短時間に、簡単に、感度よく検出し、これと同時に、生物流体から各種の細胞成分を濾取し、採取することである。【構成】 容器10に流体入口及び出口を設ける。容器10内に取り付けられた濾過膜17が、容器10のチャンバーを二つの室13,15に分ける。生物流体とこの中の抗原とは、濾過膜17を流過し、室13に入る。生物流体中の細胞成分は、濾過膜17を通過できないので、室15内に濃縮される。この細胞成分室15と反対側の室13内に、クロマトグラフィービーズ70が収容される。入口と出口とを有する細胞成分採取カップ20を、容器10のハウジングに取りつける。このカップ20は、クロマトグラフィービーズ70側の室13と反対側の室15と流通関係にある。この採取カップ20の中に取り付けられた細胞膜27により、生物流体を採取カップ20から廃棄する際に、細胞成分の通過が防止される。
請求項(抜粋):
尿試料から分子試料と尿沈澱物とを採取する装置であって、筒状容器を備え、濾過膜支持手段を有するハウジングを備えた試料採取ユニットを備え、前記の支持手段上に敷設されて前記ハウジング内を複数のチャンバーに区分する濾過膜を備え、前記のハウジングチャンバーの一つの中に固定化抗体手段と共に配置されたビーズ手段を備え、尿中を運ばれる特異的な抗原を捕捉するように前記ビーズ手段が生物学的に構成され、前記試料採取ユニットのハウジング内に取り付けられた前記濾過膜が、固定化抗体手段と共にビーズ手段が前記尿試料中へと流れるのを防止する一方前記ビーズ手段を前記筒状容器中へと流れさせ、かつ前記採取ユニットのハウジングへと取り外し可能に装着された細胞採取カップを備え、前記細胞採取カップに装着された濾過手段が、細胞採取カップに尿を通過させる一方、細胞採取カップの中に尿沈澱物を保持してこの細胞採取カップから尿と共に尿沈澱物が廃棄されるのを防止している、採取装置。

前のページに戻る