特許
J-GLOBAL ID:200903061699205030

タンパク質またはペプチド間の結合を測定するための蛍光強度法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-507092
公開番号(公開出願番号):特表2003-503707
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月28日
要約:
【要約】蛍光標識プローブと非標識標的との特異的結合を測定する方法を提供する。本方法は、結合に起因するフルオロフォア標識プローブによって放出された蛍光に対する消光作用を検出するステップを含む。本方法は、消光作用検出ステップの前に標的とプローブとの複合体を遊離型標的および遊離型プローブから分離するステップと、蛍光を消光するためにシグナル消光剤を供給するステップとを実施せずに行われる。プローブと標的は、タンパク質などのアミノ酸含有化合物であるのが好ましい。本方法は、最適な結合特性を有する薬剤候補のスクリーニング、ペプチド含有化合物間の結合特性の定量および分類を含めた多様な用途に用い得る。本方法は、従来の測定法より高感度であり、微量試料や、従来のテクノロジーの検出限界を下回るレセプターとリガンドとの低親和性結合相互作用を分析し得る。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの標的と少なくとも1つのプローブとの結合を測定する方法であって、 ペプチド配列またはペプチド類似体配列を含む少なくとも1つの標的を用意するステップと、 アミノ酸またはアミノ酸類似体および少なくとも1種のフルオロフォアを含む少なくとも1つのプローブを用意するステップと、 前記少なくとも1つの標的と前記少なくとも1つのプローブとを含むテスト媒質を用意するステップと、 前記少なくとも1種のフルオロフォアに蛍光を放出させるのに有効な放射線で前記テスト媒質を照射するステップと、 前記結合に起因する前記少なくとも1種のフルオロフォアによって放出された蛍光に対する消光作用を検出するステップとから成り、 前記結合が特異的であり、1.5×10-11M未満の濃度で結合型標的を検出するのに十分なほど高感度であり、かつ、該方法が、前記消光作用検出ステップの前に前記少なくとも1つの標的と前記少なくとも1つのプローブとの複合体を遊離型標的および遊離型プローブから分離するステップと、前記放出された蛍光を消光するためにシグナル消光剤を供給するステップとを実施することなく行われる、方法。
IPC (5件):
G01N 21/64 ,  C12Q 1/00 ZNA ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566
FI (6件):
G01N 21/64 B ,  G01N 21/64 F ,  C12Q 1/00 ZNA Z ,  G01N 33/483 C ,  G01N 33/53 D ,  G01N 33/566
Fターム (21件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043FA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB21 ,  2G043JA01 ,  2G043LA01 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ21 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ91 ,  4B063QR01 ,  4B063QR41 ,  4B063QR48 ,  4B063QR56 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02

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