特許
J-GLOBAL ID:200903061700215479

ディジタル計算機におけるプログラム実行管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193441
公開番号(公開出願番号):特開平6-012282
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 実行したプログラム(モジュール)の履歴を効果的に追跡または分析可能なディジタル計算機におけるプログラム実行管理方法を提供する。【構成】 各実行プログラム(モジュール)ごとにスタックフレームSFを設け,メモリ2に記憶していく。スタックフレームSFにはフレームサイズ,親フレーム,そのモジュール名,引数,局所変数,実行再開アドレス,子フレームなどのそのモジュールの実行に関する情報が記憶される。プログラムエラーなどがあったとき,このスタックフレームSFをデバッガモジュールを介して検索し,各モジュールの動作状態,モジュールが動作した順序などの実行履歴をCRT表示装置などに出力する。スタックフレームSFはその前に実行したモジュール,そのモジュールが駆動された条件などが判るから,これらのスタックフレームSFの内容を分析していくと,連続するプログラムの実行履歴とその実行条件を究明できる。
請求項(抜粋):
プログラムの動作状態を観測してプログラムのエラーを訂正するデバッグ機能を行うデバッガモジュールを有するディジタル計算機におけるプログラム処理方法であって,各プログラムごとの動作状態を記録するスタックを設け,プログラムエラーの発生,あるいは,プログラム上での起動によって,デバッガモジュールを呼び出し,そのデバッガモジュールにおいて前記スタックからプログラムの動作履歴を取り出すことを可能にし,さらにその履歴情報を書き換えることを可能にし,注目するプログラムモジュールの実行履歴のみを出力可能とすることを特徴とするディジタル計算機におけるプログラム実行管理方法。

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