特許
J-GLOBAL ID:200903061705912321

能動騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044174
公開番号(公開出願番号):特開平7-253788
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 騒音源である送風機などが低い騒音レベルで運転している場合や送風機が動作していない場合、能動騒音低減装置の不必要な運転を停止して、無駄な電力消費やダクト外の外乱音による制御系の不安定動作からの異常音発生を防止する。【構成】 騒音源からの伝播騒音を検出する第1,2のマイクロホンの出力信号を平均化する第1,2の平均化手段6a,bと、暗騒音レベルを記憶する第1,2の記憶手段7a,bと、騒音レベルの平均化出力と記憶手段(暗騒音レベル)の出力とを除算する第1,2の除算手段8a,bと、第1,2の除算手段の出力にて低減量を推定する第1の低減量演算手段9aと、この低減量演算手段の出力とある低減量に相当 する設定値11とを比較する第1の比較手段10と、この第1の比較出手段の信号にて能動騒音低減装置の動作を停止する停止手段12とで構成した。
請求項(抜粋):
音波の伝播通路内に於ける騒音源からの伝播音波を検出するために設けた第1のマイクロホンと、騒音源からの伝播音波に対して逆位相で且つ同一振幅の音波を放射し、その音波干渉により前記伝播音波を消音するための消音スピーカと、騒音源からの伝播音波と前記消音スピーカからの放射音波との合成音波を検出する第2のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンの出力信号を受けて、逆位相で且つ同一振幅の特性を有する信号を生成し、且つ第2のマイクロホンの出力信号がゼロになるように消音スピーカの駆動信号を制御する制御回路から構成される能動騒音低減装置に於いて、前記騒音源からの伝播音波を検出するために設けた第1のマイクロホンの(音圧を電気信号に変換された)出力信号を平均化する第1の平均化手段と、騒音源が駆動していない場合の第1のマイクロホン点での騒音(暗騒音)を前記第1の平均化手段にて平均化し、その出力信号を記憶する第1の記憶手段を備え、騒音源が駆動した場合の騒音を前記第1の平均化手段で平均化して、前記第1の平均化手段の出力信号と第1の記憶手段の出力信号との除算信号を生成する第1の除算手段を備え、また前記騒音源からの伝播音波と前記消音スピーカからの放射音波との合成音波を検出する第2のマイクロホンの(音圧を電気信号に変換された)出力信号を平均化する第2の平均化手段と、騒音源が駆動していない場合の第2のマイクロホン点での騒音(暗騒音)を前記第2の平均化手段にて平均化し、その出力信号を記憶する第2の記憶手段を備え、騒音源が駆動した場合の騒音を前記第2の平均化手段で平均化して、前記第2の平均化手段の出力信号と第2の記憶手段の出力信号との除算信号を生成する第2の除算手段を備え、第1の除算手段と第2の除算手段の出力信号により、推定騒音低減量を演算する第1の低減量演算手段と、前記第1の低減量演算手段の出力信号と第1のレベル設定手段の、ある騒音低減量に相当する設定値とを比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段の出力を受けて能動騒音低減装置の動作を停止する停止手段を設けたことを特徴とする能動騒音低減装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  G10K 11/16
FI (2件):
G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 B

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