特許
J-GLOBAL ID:200903061710935313

電気コネクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-246727
公開番号(公開出願番号):特開平11-233205
出願日: 1998年09月01日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 時間遅延のある信号による補償を行う電気コネクターを提供する。【解決手段】入力端部から出力端部へ至る相互接続経路に沿って延びる2対の導線間で所定の補償量を導入して、(電気)コネクターについて改善された伝送性能を実現している。コネクターとしては、モジュラープラグを受け入れるモジュラージャックがある。モジュラープラグ及びモジュラージャックの入力に付随して、既知量の有害漏話(A0)が存する。この有害漏話は、補償漏話の複数の段階により概ねキャンセルされる。高周波数では、伝播による遅延のため有害漏話と丁度180 ゚位相が異なる補償漏話を導入することができないため、多重の補償段が必要となる。コネクターがプラグへ結合されている場合、当該構造の近端漏話は、少なくとも200MHzまでの周波数においては極めて低いものとなる。
請求項(抜粋):
補償信号の所定の量を供給しこれと同様な量の所与の周波数における違反信号を概ねキャンセルする電気コネクター(60,80,90,100)であって、入力端部と出力端部の間で相互接続経路を形成している金属導線を有し、前記相互接続経路に沿った第一の実効位置に配置された第一の補償ステージを有しており、第一の補償ステージでは、第一の大きさ及び位相を有する補償信号が前記導線間に与えられており、(A)前記相互接続経路に沿った第二の実効位置に配置された第二の補償ステージを有しており、第二の補償ステージでは、第二の大きさ及び位相を有する補償信号が前記導線間に与えられており、(B)前記所与の周波数における違反信号と補償信号それぞれの間での所定の位相シフトを提供するために、第一と第二の実効位置は互いについて時間遅延が導入されていることを特徴とする電気コネクター。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第5362257号
  • 特許第5488201号

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