特許
J-GLOBAL ID:200903061717486611

帯鋼の端部検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256154
公開番号(公開出願番号):特開平7-113605
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 熱間帯鋼のエッジ位置を、帯鋼の上下位置変動による誤差なく、非接触で連続測定する。【構成】 送信コイル3と第一受信コイル4に内包された第二受信コイル5とで構成される検出部Sを帯鋼Mに対峙配置し、第一受信コイル4の検出電圧(図5)と第二受信コイル5の検出電圧(図6)より、ギャップhgの影響がないエッジ移動量を算出する。これは、最小自乗法により重回帰式を構築した関数発生器10で、逐次得られる検出電圧をエッジ移動量に変換することにより行なう。【効果】 帯鋼Mの浮き上がり(hg)による測定誤差がなくなるとともに、熱間帯鋼のエッジ位置を、非接触で連続計測できる。
請求項(抜粋):
送,受信コイルを備えた電磁誘導を検出原理とする金属導体の移動量を検出する装置において、高周波磁界を生成する送信コイルと該送信コイルと同仕様の第一の受信コイルと第一の受信コイルに内包した金属導体までの距離を検出する第二の受信コイルとからなる検出部と、第一,第二受信コイルの誘起電圧を増幅し直流信号に変換する同期検波器と、二つの差分増幅器と、関数変換器とから構成され、該関数変換器は前記差分増幅器の夫々の出力信号をもとに最小自乗法で求めた回帰式にもとづく関数変換を行うものであって、これよって端部検出信号の帯鋼の浮き上がりによる影響を解消した事を特徴とする帯鋼の端部検出装置。

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